“耳からうどん”とイジられたのも過去の話で、今や定番イヤホンになったAppleの「AirPods」。各社からカバーが販売されていますが、ダイソーのカバーも侮れない実力を秘めていました。
■シリコン部分は文句なし!
他社の1,000円前後のカバーを見てみると、「カラビナ付き」「装着したまま充電可能」「充電穴に蓋ができる」といった機能が主なポイント。今回購入してきた「AirPods用 シリコンカバー カラー」は、110円(税込)ながら全ての性能を搭載した高コスパ商品です。
SNSでも「カラビナも付いて100円はお得」「フィット感が良い!」との声が上がる同商品。しかしここまで安いとなると、気になるのはそれぞれの機能のクオリティです。実際に使ってチェックしましょう。
まずはカバーのフィット感から確認。100均のシリコン商品って、ペラペラで安っぽいイメージがありますよね。しかし同商品はかなり肉厚で、ケースに装着してもめくれたりズレてくる心配がありません。蓋部分にいたっては、肉厚すぎてちょっと開きにくいほど。もちろん実際の使用で問題になる程度ではないので、普通に使っていたら気づかないレベルでしょう。
触感も程よいサラサラ具合で、遠目にみれば100均感はゼロ。フチの裁断がほんの少しワイルドな感じもしますが、シリコン部分のクオリティは合格点と言えそうです。
続いてチェックした充電穴も、特に問題なく使用可能。蓋部分のサイズ感もピッタリです。いつの間にか穴にホコリがたまっているという“あるある”なストレスも、これで解消できるはず。
ここまでは文句なしですが、気になってしまったのがカラビナパーツ。存在感のあるパーツの割に、見た目が少しくすんでいるような…。触り心地も妙に軽く、なんとなくチープ感が漂っています。一応素材を確認すると、一般的なカラビナにも多く使われている「アルミ合金」製。素材は特に問題ありませんが、自前のストラップやカラビナに付け替えてもいいかもしれませんね。
最後が少し残念でしたが、100円でこのクオリティは大したもの。AirPods愛用者は、ぜひチェックしてください。
※価格や内容はライターが購入当時のものです。