ダ〇ソンから発売され話題となった「羽根のない扇風機」にそっくりなハディサイズの扇風機が発売されいる。でも、どこにもブランド名は書かれていない……。果たしてこれは何なのか?
話題の製品に一捻り加えたコンセプトが◎
(Image: Amazon.co.jp)
イギリスの有名家電メーカーが開発した「羽根のない扇風機」は、“羽がないのに風が吹く”という不思議なコンセプトと、お洒落なデザインが大きな話題を呼んだ。その後、このコンセプトはドライヤーとして受け継がれているが、かなり高価なものなので、誰でも簡単に買えるものではなかった。だが、そんな憧れのプロダクツにそっくりなハンディ扇風機が、楽天やアマゾンで販売されているだ。これはいったい何なのか?
この「羽根のないハンディ扇風機」の見た目はダOソンのドライヤーにそっくりだが、バッテリーで動作するコードレスなのが特徴。設置スタンドでのUSB給電も可能で卓上に固定して使えるのがうれしい。まだまだ蒸し暑い東南アジア旅行などでは、十分に役に立つだろう。
そもそも羽根がないのどうやって風が?
(Image: Amazon.co.jp)
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この「羽根のない扇風機」のサイズは68×43×197mmで、重量は約170gのハディサイズ。スイッチボタンを押すとオンになり、弱→中→強の3段階で風量調節が可能。もう一度押すと停止する。本体に2000mAhバッテリーを内蔵しているので4時間で満充電でき、最大8時間の連続使用が可能となっている。
それにしても、ファンがないのにどうやって風を起こしているのか? 今でも不思議に思っている人は多いのではないだろうか。実は送風ファンは本体の「柄」の部分に収納されていて、この部分から吸気。上部の「輪」になった部分から空気を送り出している……というのが真相だ。本体をよく見ると、柄には空気を取り入れるためのスリットがあるのがわかる。知ってしまえば何ということはないが、こうしたアイデアを楽しむのも家電選びの醍醐味といえるだろう。