工具メーカーマキタのバッテリーをスマホ充電器にできるUSBアダプタ

「マキタ」といえば電動工具をイメージする人も多いだろうが、一部の若者の間では、シンプルでオシャレなのに性能がいいハンディクリーナのメーカーとして認知されている。マキタ製品の特徴はパワフルなバッテリーを搭載することで、電気製品をコードレスで使えること。マキタ製品にはクリーナをはじめスピーカー、LEDライト、ファン、ラジオ、マルチカッターなど多彩なラインナップがあるが、これらはすべて同じバッテリーを使い回せるので経済的かつ利便性が高いのだ。
これら、マキタ製品に使われているスライド式リチウムイオンバッテリーは、急激な電圧変化がなく安定動作すると評判は上々。そんなマキタのバッテリーをスマホのUSB充電器として使用できるのが、USB用アダプタ「ADP08」なのである。

USB用アダプタ「ADP08」は、マキタの充電式クリーナ「CL106FD」や「CL107FD」などで使われれているスライド式バッテリー（スライド式10.8V）を装着することで、スマートフォンやタブレットの充電が可能になるガジェット。本体サイズは80×53×28mmと小型で重量はわずか60gしかない。USBポートは1口しかないが出力は2.1Ahと強力で、iPhone 7なら「BL1040B」で約3回、「BL1015」で約1回充電が可能となっている。普段からマキタのクリーナなどを使っている人なら、こんなにオシャレで便利なUSB用アダプタを見逃すわけにはいかないだろう。