「アウトレット」と聞くと高級ブランド品をイメージする人も多いだろう。しかし、実は家電の世界にもアウトレットが存在する。今回は、型落ちになったり箱が破れている、店頭展示品など、やや「ワケあり」のため、激安で購入できる家電量販店のアウトレットを紹介しよう。
大きな割引率が魅力のアウトレット家電!
大量の商品を扱う家電量販店。そこで存在感を増してきてるのが、大幅割引された「アウトレット品」だ。最近では大々的に販売しているショップも増えてきている。
そもそも「アウトレット」扱いとなる商品は、大きく分けて「店頭展示」「外装不良品」「生産終了品」「外箱不良品」の4種類。「店頭展示品」や「外装不良品」はサンプル展示で日焼け・黄ばみなどが発生していることがあり、場合によっては市場価格の半額以下になるケースも。「生産終了品」はいわゆる型落ち製品の在庫。「外箱不良品」はその名のとおり、箱が傷付いたり破れたりして通常は販売できなくなったものだ。
「店頭展示」以外は中古ではなく、あくまでも新品なのでお買い得感は高い。
アウトレット家電の狙い名は「型落ち」にアリ!
アウトレット製品のなかで、まず外したいのは通電されていた「店頭展示品」。これは正直いって中古と同じなので、安くてもあまりおすすめできない。とくにテレビやパソコン系は長時間通電されているのでやめておこう。「外装不良品」はキズの度合いによる。機能に問題がないのであれば検討してもよいだろう。もちろん、最新モデルで「外箱不良品」なら一番の掘り出し物だが、正直いって数は少ない。
となると狙い目は「生産終了品(型落ち)」ということになる。もちろん、フルモデルチェンジされ、最新モデルの方が大幅に性能が上がっている場合は別だが、エアコンや掃除機、洗濯機などの白物家電は、最新モデルでも機能や性能がほとんど旧型と変わっていないものが多い。新型と旧型のカタログを比較して、性能差があまりないのであれば買いだ!
ただし、アウトレットだからといって絶対的に安いとは限らない。とくに型落ちを選ぶときは、必ず新型の最安値と比較してから購入するようにしよう。