ビジネスマンなら、名刺の整理に悩んだことはあるだろう。最近はスマホで管理するアプリも多く出ているが、意外に自分でやることが多く、なじめない人も少なくないだろう。そこで活用したいのが、デジタル管理が可能な名刺ホルダーだ。
スマホもパソコンも不要なデジタル名刺ホルダー
(Image:Shutterstock.com)
ビジネスマンにとって、名刺は最初の挨拶のための重要なアイテム。日頃から取引先と会う人はもちろん、あまり客先に行かない人でも名刺は次々と溜まっていく。そのため、名刺を常日頃から整理しておかないと、収拾が付かなくなってしまう。連絡したいとき連絡先がわからないといった事態は、ビジネスマンにとって致命的だ。
近年は、スマホで名刺を管理するアプリも増えてきている。しかし、スマホで名刺を撮影し、文字を認識して…、と使い勝手はあまりスマートではない。また、名刺データををクラウドにアップするものもあり、セキュリティ面で不安を感じる人も少なくないだろう。とはいえ、従来のアナログな名刺ホルダーでは、デジタルのように即座に名刺を探すのは難しく、整理も大変だ。
そこで活用したいのが、単体で名刺を管理できるデジタル名刺ホルダー。単体で完結しているので、スマホもパソコンも不要。しかし検索がしやすいなど、デジタルの良さが生きた名刺ホルダーだ。
(Image:Amazon.co.jp)
名刺を本体に差し込んでスキャンし、回転式のダイアルで名刺を管理できる。デジタルな操作が苦手な人でも操作が容易なのが特徴だ
▼製品情報
製品名:メックル MQ10
サイズ:W139×D129×H125mm
重量:325g
インターフェース:USB2.0
実勢価格:21,800円
(Image:Amazon.co.jp)
15枚の名刺をまとめてスキャンできる名刺ホルダー。スキャンした名刺は、本体の名刺保存ボックスに保存。最大800枚まで名刺を収納できる
▼製品情報
製品名:ビズレージ DNX100
サイズ:105×D195×H216mm
重量:1.4kg
インターフェース:USB2.0/LAN
実勢価格:37,380円
(Image:Amazon.co.jp)
小型軽量で持ち運びに便利なデジタル名刺ホルダー。3.5インチのタッチパネル液晶を搭載し、取り込んだ名刺データに手書きメモを加えることも可能だ
▼製品情報
製品名:ピットレック DNH20
サイズ:W128×D15×H72mm
重量:119g
インターフェース:USB2.0
実勢価格:29,630円
キングジムのデジタル名刺ホルダーでスマートに管理
事務製品の大手メーカー「キングジム」は、名刺を専門に管理する製品を多く発売。どの製品も特徴があるので、普段の自分の管理方法から近いと思う製品を選ぶのがベストだ。
従来のアナログな名刺ホルダーの使い勝手が好みの人なら「メックルMQ10」がお勧め。本体には回転式ダイアルが付いており、くるくる回すだけで、登録した名刺をすばやく見つけられる。パスコードロックも付いているので、セキュリティの面でも安心。コンパクトな本体は、デスクが狭くても置き場所に困らない。
溜まっている名刺をまとめて整理したいなら「ビズレージ DNX100A」がいいだろう。最大15枚の名刺を連続してスキャンが可能だ。スキャンした名刺は、仕切りの付いた「名刺保存ボックス」に収納。約400枚の名刺をそのまま保存できる。
「ピットレック DNH20」は、薄型軽量のデジタル名刺ホルダー。営業マンのように名刺データを持ち歩いて使いたいという人に最適だ。もらった名刺を本体にセットして撮影すれば、すぐに名刺情報をデータ化。ポケットサイズなので気軽に持ち運べる。タッチパネルを搭載しているので、名刺に記載されたいない情報を手書きで書き加えることも可能だ。
ビジネスマンにとって「顔」とも言える名刺の整理は、収拾が付かなくならないためにも、常日頃の整理が必要。スッキリと安全に管理するなら、デジタル名刺ホルダーを試してみてはいかがだろうか。