ツーリングや登山などでは複数人で会話できるトランシーバーが重宝するが、つながる範囲は限定される。そこで開発されたのがスマホの通信網を利用したトランシーバー「R2Gear MK3」だ。これなら広範囲でアウトドア活動するときに絶対役に立つぞ!
スマホとBluetooth接続するだけでOK!
(Image:Amazon.co.jp)
複数人で会話できるトランシーバーは、アウトドアでは重宝するが、複数のパーティに分かれて登山したり、ツーリングで個別に目的地に集合する場合などは、電波が届く範囲が狭くて使いにくい。そんなトランシーバーの弱点を補うために開発されたのがBluetoothトランシーバー「R2Gear MK3」だ。
「R2Gear MK3」は基本的には複数人で会話できるトランシーバーだが、スマホの通信網を利用できるため、電話ができる場所であれば日本中どこでも会話できるのが最大の特徴。設定も簡単で、スマートフォンと「R2Gear MK3」をBluetoothで接続し、PTT(Push-To-Talk)アプリ(ZelloやProPTT2)を開くだけでOK。以降、スマホ本体は使用しないので、鞄の中にしまっていいのだ。
実際に使うときの操作はトランシーバーとまったく同じ。着信時はそのまま「R2Gear MK3」のスピーカーから音声が流れるし、送信時も本体のトークボタンを押すだけでいいのである。
(Image:enjoyfg.com)
「R2Gear MK3」の見た目も使い方も、基本的には通常のトランシーバーと同じ
普通のトランシーバーにはない便利な機能も!
(Image:Amazon.co.jp)
黄色いボタンがPTT(トーク)ボタン。ほかにも緊急時ボタンやLEDフラッシュボタンなども備えている
「R2Gear MK3」は、スマホの通信回線を使用して通話できるので、極端な話をすれば、日本に限らず世界中の人とトランシーバーで会話することができる。たとえば、PTTアプリの「ProPTT2」を使用すれば、動画配信をしながら音声通話することも可能だ。
また、GPSによる位置情報の管理も可能なので「SOSボタン」を押すと、登録されているスマホ(最大4台)へ位置情報を知らせるショートメールを送ることができる(Androidのみ)。万一、山中で遭難してしまっても、「R2Gear MK3」があれば安心できるだろう。
●EFG 公式は→こちら