どんな部屋にも必ずあるもの。それはひとつの部屋に複数取り付けられている「コンセント」ではないだろうか? しかも複数用意されていることも珍しくない。そんな「当たり前」なコンセントが、もし隠しカメラだったとしたら! 今回は完ぺきな偽装が可能な防犯カメラを紹介しよう。
室内に溶け込みバレる可能性がほぼゼロの完全偽装!
(Image:Shutterstock.com)
「絶対に誰にも知られずに防犯カメラを設置したい」となると、どの部屋にも必ず複数備え付けられている「コンセント」が狙い目。コンセントなら誰が見てもまったく違和感がないので、防犯カメラだとバレる可能性はほとんどないだろう。今回紹介するのは、そんな人間の盲点を突いた防犯カメラ、サンメカトロニクス「HS-300FHD」だ。
サンメカトロニクス「HS-300FHD」は、家庭やオフィスなどでよく見られるアース付きコンセントにしか見えないが、アース端子部分には350万画素のCMOSセンサーカメラが仕込まれている。もちろん、撮影可能な動画は1920×1080の高画質ハイビジョン。記録メディアはmicroSDカード(最大64GB)に対応しているので、長時間録画も可能である。
(Image:sun-mechatronics.co.jp)
「HS-300FHD」の表面カバーを外すとカメラやRIPセンサー、バッテリーなどが確認できる。コンセントしては機能しないことがわかるだろう。
工事不要! 壁にペタっと貼るだけで簡単設置
(Image:sun-mechatronics.co.jp)
「HS-300FHD」には、アース部分が350万画素カメラを装備、センターにあるのが最新の赤外線人感(PIR)センサーだ。動画は1920×1080ドットのHD画質で、動画形式はH.264/MOVとなる
メカトロニクス「HS-300FHD」で注目したいのは最新の赤外線人感(PIR)センサーを搭載していること。微妙な温度変化を捉えて録画し、 無反応時は録画停止となるので無駄に長時間録画しないのだ。これによりテスト環境では最大5日間という駆動時間を実現している。また、バッテリーは1,100mAhで、充電時間はUSB接続で約3時間となっている。
なお、メカトロニクス「HS-300FHD」は、本物のコンセント部分を工事して設置するわけではない。何もない壁に両面テープでペタっと張り付けるだけなので、誰でも簡単に設置できるのだ。当然、本物のコンセントとして使うことはできないので、その点だけは注意しよう。
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