テレビ機能のないiPhoneやiPad、Androidなどでテレビを受信できるチューナーは数多く発売されているが、この「MyGica WiTV」は並行輸入製品で、日本の地デジだけでなく世界中のテレビを視聴することができるのが特徴。海外によく行く人ならプラスアルファの機能を試してみては?
日本だけでなく海外のテレビも視聴可能!
(Image:Amazon.co.jp)
これまでオトナライフでは、テレビを受信できないスマホやタブレットに追加するモバイルチューナーを数多く紹介してきた。今回紹介する「MyGica WiTV」は並行輸入製品で、日本だけでなく世界のテレビを受信できるのが大きな特徴である。
そもそも日本の地デジは「 ISDB-T」方式である。実は、この方式は世界的に見るとマイナーで、南米など一部の地域でしか使われていない。これに対し「DVB-T」方式はヨーロッパやアジア、アフリカなど世界中で幅広く利用されている。「MyGica WiTV」はこの両方に対応しているため、海外に行ったときにも利用できるのが面白い。「MyGica WiTV」は専用アプリ「WiTV viewer」をスマホにインストールし、Wi-Fiでスマホと接続する方式なので、使い方もさほど難しくはないだろう。電源はmicroUSB(TypeB)で充電でき、3.5時間ほど動作する。なお、「MyGica WiTV」の対応機種はiPhone 5s/5c/6s/7/8、iPad Air/mini4、Android(OS:4.0~7.1)などとなっている。
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「MyGica WiTV」はiPhoneとAndroidの両対応。対応OSはiOS5.0~10.3.2、Android OS 4.0~7.1となっている
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「MyGica WiTV」はEPG機能にも対応し、番組表のチェックや予約録画も可能となっている
3つのアンテナで安定受信できるのが◎
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「MyGica WiTV」に限らず、テレビを安定して受信するにはアンテナが重要になってくる。本体のロッドアンテナはあくまでも屋外用で、室内で受信するのは難しい。だが、「MyGica WiTV」は周囲の状況に合わせて変更できるアンテナ入力が大きな魅力となっている。本体のロッドアンテナ以外にも、電波が弱い場所で利用できる大きめのスタンドアンテナ。さらに、室内のアンテナケーブルを利用できるF型アンテナ変換アダプタも備えているのがうれしい。また、Wi-Fiは見通しのよい場所なら約8mまで届く仕様なので、本体を窓側に置いて使用することも可能である。
また「MyGica WiTV」のアプリ「WiTV viewer」には、テレビ番組のスケジュールを簡単に確認できるEPG機能を内蔵。もちろん、予約録画もOKだ。なお、録画データはモバイルデバイスに保存されるので、「MyGica WiTV」がない場所でも再生できるのはいうまでもない。
●MyGica(公式)は→こちら