2022年3月21日に投稿された、Excel医@デザイン勉強中(@Excel_design_Dr)さんの「ショートカットキーをなめてはいけない。仕事が早い人はみんな使っていて、使用するソフトによって脳内ではキーボードがこう見えている」という内容の新社会人へ向けたツイートは、27万件を超える「いいね」とともに、多くの反響を呼んだ。今回はそんなExcel医@デザイン勉強中さんのツイートの詳しい説明と、リプライ欄に寄せられた様々な意見をご紹介したい。
ショートカットキーをなめてはいけない
ショートカットキーを上手く使いこなせるようになると、パソコン作業は見違えるほど速くなり、結果的に業務が効率化する。学生の頃には思ってもいなかったが、社会人になると、仕事でパソコンを触る際にショートカットキーなしでは、とてもじゃないがやっていられない。Excel医@デザイン勉強中さんは、今年の春から新社会人となる学生へ向けて、4枚のショートカットキーの画像とともに以下のツイートを投稿。
新社会人へ。マジでショートカットをなめてはいけない。仕事が速い人は、みんなショートカットをめちゃ使ってるんよ。使うソフトによって脳内でキーボードがこう見えてるってこと👇一通り使ってみて、その便利さを体感しとけ。覚えなくていい。実際によく使うやつは勝手に覚えるようになるから。 pic.twitter.com/FxcmQdebAS
— Excel医@デザイン勉強中 (@Excel_design_Dr) March 21, 2022
Excel医@デザイン勉強中さんの投稿を読んだツイッターユーザーたちからは、「当方38歳ですが保存させて頂きました」との声や、「これには思わずブックマーク」、「すごくわかりやすくて目から鱗でした」といった様々な意見が上がった。
手が勝手に覚えてくれる
改めて図解で一覧化して見ると、なんとも覚えるのが大変そうに見えるショートカットキーだが、Excel医@デザイン勉強中さんもツイート内で言っているように、一気に全部まとめて覚えようとしなくても、よく使うものはいつの間にか手の動作として覚えている。意識せずとも、人間は勝手に全てを効率化していく生き物なのだ。
ショートカットキーの有名どころでは「Ctrl+C」でコピー、「Ctrl+V」でペーストというのがあるが、社会人1年目だった頃の筆者は、ペーストを「Ctrl+P」と勘違いして覚えており、しばらくショートカットでの貼り付けが上手く出来ない時期があった。間違いに気が付いてしばらく経ってからは、ちゃんと「Ctrl+V」を押せるようになったのだが、これもきっと、いちいち脳で考える前に手が勝手に覚えてくれたのだろう。
「なんでpasteのくせにPじゃなくVなのだろうか」という疑問は、未だにふっと脳裏に湧き上がることがあるが、せっかく時短の為にショートカットキーを使用しているのに、いらぬ思考に時間を取られては、まさに時間がもったいないので、そんな時は「VだってPだっていいじゃないか。宇宙の歴史に比べれば、些細なことだ。」と、自分の頭の中で繰り返すようにしている。
他にも使えるショートカットキーは沢山ある
Excel医@デザイン勉強中さんの紹介したショートカットキーの他にも、一種のライフハックとして「Alt + tab」でアクティブウィンドウの切り替えが出来るのでオススメと言った声や、「shift押しながら方向キー」で部分選択出来るのも便利といった数々の便利なショートカットキーがコメント欄に飛び交った。
中には、「Ctrl+PgUp(PgDn)」でExcelの作業シートの移動が出来るといった少し上級編のショートカットキーも情報共有され、思わず「このコメント欄含め、みんな有能過ぎる」との心の声が漏れたツイッターユーザーもいた。
よく使うショートカットキーはコレ!
同リプライ欄には、「画像の下二段はどれでもほぼ同じだから、ここさえ覚えればかなり捗る」といった意見や、「達人にならなくても、Windows基本ショートカットのコピー、切り取り、ペースト貼り付け、全選択、保存を覚えるだけでも効率が全然違う」との声もあり、やはり無理に全てを覚える必要はないとの意見が目立った。
新社会人になる予定の皆さんは、自分が今後どのソフトをよく使うかなんて、まだ把握していない人が多いのではないだろうか。この記事やツイートを読んで、春休みの今から練習しておこうと思った意識の高い学生さんは、「コピー」「ペースト」「全選択」あたりの3種類さえマスターしておけば、ひとまず大丈夫ではないかと思う。今後バリバリ働く中堅社員となった時には、ぜひ様々なショートカットをフル活用して、スムーズに仕事を進めることが出来るような、かっこいい社会人ライフを送って欲しい。
※サムネイル画像(Image:「Excel医@デザイン勉強中(@Excel_design_Dr)さん」提供)