これなら野菜嫌いを克服できるかも!? ダイソーのチップスメーカーが話題

数々の便利グッズを取り扱っている、大手100円ショップの『ダイソー』。店内で買えるものはすべて、超が付くほどのプチプラであるにも関わらず、痒いところに手が届くような素晴らしい商品ラインナップを展開している。そんなダイソーの魅力あふれる便利グッズに、皆さんも一度は魅了されたことがあるはずだ。

2022年3月21日に投稿された、ゆいにゃん@yuionkureさんの「ダイソーのチップスメーカーみんな買おう…子どもが野菜めっちゃ食べる…!」というツイートは、5万件を超える「いいね」とともに、多くの反響を呼んだ。今回は、そんなゆいにゃんさんオススメのダイソーのチップスメーカーの魅力と、リプライ欄に寄せられた様々な意見をご紹介したい。

チップスメーカーとは?

まず初めに、ダイソーで販売されているチップスメーカーとは、どのようなものなのかご説明しよう。商品としては、溝の付いたプラスチック製の土台のようなものである。パッケージから出して単体で置いてあった場合、初見では一体何に使うものなのか分からない人が多いのではないだろうか。

チップスメーカーの使い方はとても簡単で、プラスチックの溝の部分に、スライスした野菜を挟み、そのままレンジでチンするだけ。たったこれだけで、簡単にベジタブルチップスが出来るという、目から鱗の便利グッズである。

このチップスメーカーは、元々ポテトチップスを作ることを想定して作られたようだが、ゆいにゃんさんのように、ニンジンなどの他の野菜でチャレンジしている人も多い。ゆいにゃんさんのツイートを見て、初めてチップスメーカーの存在を知った人たちからは、「なにこれ、私も欲しい!」「今度、買います!」「ダイソーに行ってきます!」などの声があがった。

ノンフライが人気の秘密!

電子レンジでベジタブルチップスが作れるこちらの商品だが、人気の秘密は手軽さだけではない。調理方法は電子レンジでの加熱なので、出来上がったチップスはすべてノンフライということになる。ダイエットの宿敵とも言える高カロリーなポテトチップスを、こんなにあっさりと食べることが出来るなんて、夢のような話ではないだろうか。しかも、揚げ物ではないので調理後の後片付けも楽勝である。もはや買わない理由が見つからない。

また、チンという軽快な音とともにベジタブルチップスが焼きあがったら、塩やコンソメを振りかけて、自分好みの味に調節して食べることが出来るのも魅力のひとつである。市販のチップスでは後から味の調節をすることが難しく、濃すぎたり薄すぎたりする場合もあるが、チップスメーカーで作ったベジタブルチップスならゼロから味付けできるので、味噌やチョコをかけたり、普段とは違ったアレンジを楽しめるのも非常に面白い。普段の生活から塩分やカロリーを気にしている方はもちろんのこと、小さなお子さんの体にも優しいチップスが作れるので、各ご家庭にひとつはあって損はない商品である。

Twitter上では、メインのポテトだけでなく、「ゴボウで試してみたい」「レンコンでやると美味しい」など、様々な野菜を使ってやってみたいというコメントも多く見られた。

お酒のあてにも◎

ダイソーの中には100円以外の商品も多々あるが、こちらのチップスメーカーは、嬉しいことに税込み110円で販売されている。ゆいにゃんさんのツイートにもあったように、野菜嫌いのお子さんでも、チップスにすれば苦手意識を持たずに食べられるという場合もあるので、野菜が苦手な方もぜひ試してみて欲しい。

筆者はよくスーパーでジャガイモを買うのだが、ひとりでは食べきれず、いつの間にかうっかり発芽させてしまった経験が何度もある。芽が出て妖怪のようになったモジャモジャのジャガイモの姿を冷蔵庫の奥で見かけるたびに、実は人知れず心を痛めていた。こうして使い残ってしまった野菜も、気づいた時にチップスにしておけば、おやつや軽食、酒のつまみとして、様々な用途で楽しめるため、フードロスの改善にもなって良いかも知れない。

この記事を執筆するにあたって、近所のダイソーでチップスメーカーをひとつ確保してきたので、今晩さっそくポテトチップスを作ってみようと思っている。筆者は自他ともに認める酒飲みなので、完成したチップスには、友人から誕生日のお祝いとしてもらったトリュフ塩をかけて、大好きなワインと一緒にいただく予定だ。

皆さんもぜひ、ダイソーのチップスメーカーを活用して、オリジナルのベジタブルチップスを作ってみてはいかがだろうか。

※サムネイル画像(Image:「ゆいにゃん(@yuionkure)さん」提供)

花澤瑠衣(はなざわ・るい)
編集/ライター。猫が好き。趣味は読書と酒。数年間のハイボールブームを終えて、現在は空前の芋ロックブームを迎えている。おすすめの焼酎は、だいやめ。
Instagram:@lui0710

文=花澤瑠衣/編集・ライター

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