日本全国に店舗を展開し、海外進出までも果たしている100円ショップ『キャン★ドゥ』。
ダイソー、セリアに続き、売上高ランキングでは業界第三位のキャン★ドゥだが、筆者が頻繁に飲み歩いている池袋の町には、東口改札側だけでも徒歩圏内に二店舗もキャン★ドゥがあるので、個人的には一番よく利用する100円ショップだ。
2022年3月29日に勝井嵐史 / Packer@arashi_katsuiさんが投稿した「キャンドゥが笑いを取ろうとしている。」というツイートには、キャン★ドゥの店内に貼られたPOPの画像が添付されており、8000件以上の「いいね」とともにツイッター上で大きな反響を呼んだ。
今回は勝井嵐史 / Packerさんが投稿したツイートの詳細と、コメントに寄せられたさまざまな声をまとめてみたので、ぜひ皆さんにご紹介したいと思う。
謎のつぶやきPOPがネットで話題!?
勝井嵐史 / Packerさんがツイッターに投稿した4枚の写真のうち、キャン★ドゥの店内に貼られたPOPのひとつには、このようなメッセージが書かれている。
このPOPはマグネットのコーナーに設置されていたのだが、とくに何かの商品紹介をしているわけではなく、店内のPOP制作を継続することに対する難しさが、なぜかちょっと良い話風に綴られているのだ。
最後に、「あ、だから何だよと思いました?」と添えられているが、まさに買い物客からしてみれば、「だから何だよ」という話である。
これを見た、ツイッターユーザーたちからは、「おもしろすぎる」、「ユニークだ」との声が相次いだ。
妙に癖になるPOPの数々!
商品とは全く関係ない内容のPOPばかりかと思いきや、勝井嵐史 / Packerさんが投稿した別の写真には、赤ちゃん用靴下のコーナーに下記のPOPが貼られていた。
ギリ商品に掠ってはいるが、赤ちゃん用靴下を売ろうという気は、微塵も感じられないこのPOPに、もはや笑いが止まらない。
驚くほど超個人的な内容のPOPだが、短い文章でありながらも、制作者の悲喜こもごもをうまく伝えているあたり、一度読みはじめると妙に癖になるのが悔しいところだ。
思わず、「他のポップも読んでみたい」という好奇心に駆られ、気が付けば店内の奥へ奥へと進んでしまう、お客さんたちの姿が目に浮かぶ。
謎のPOPの真相は!?
この店内POP、誰がどのような目的で書いているのかは、まったくの謎である。
制作者はキャン★ドゥの店員であることは間違いないが、それ以外の情報がないのだ。
ちなみに、筆者御用達の池袋の店舗では、このようなPOPは見たことがない。
この件について、これ以上の深掘りは無理かと思われたが、ネットに大量にあげられていたキャン★ドゥのつぶやきPOPのひとつに、なぜか突然Q&A方式の核心に触れるPOPがあった。
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Q.このPOPはキャンドゥ全店共通ですか。
A.このPOPはヨドバシ博多店で作成しています。
「中の人」作です。
全店でやっていたら、どうかしちゃったのキャンドゥ!と
なってしまうところ(笑)だと思われますが、アピールしたい
という熱意?を上司がくみ取ってくださり、お咎めなしに
そっとしておいてくれています。
あったかい会社だよ!好きになってね!!キャンドゥ
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こちらのPOPは福岡県にある、ヨドバシカメラ博多に入っているキャン★ドゥで見ることが出来るそうなので、ぜひ皆さんも足を運んでみてはいかがだろうか。
(キャン★ドゥヨドバシ博多店HPは→こちら)
投稿者は、旅の記録アプリ『Packer』制作者!
今回のツイートの投稿者である勝井嵐史さんは、普段は『Packer』という旅の記録アプリを作っている。
過去、26カ国を旅してきた勝井さんは、さまざまな場所で写真を撮影してきたというが、旅の記録をする媒体が、ルートはGoogle mapだったり、写真はInstagramだったりと、どれもバラバラだったため、後から振り返る時に大変だったのだそうだ。
そこで勝井さんは、想い出をストーリーとして記録できるものが欲しいと思い、そこから旅の記録アプリ『Packer』は生まれたとのこと。
このアプリを使えば、写真・ルート・行き方などをまとめて投稿出来るほか、次に自分が行きたいと思っている場所の他の人の旅のルートや、オススメも見ることが出来るので、旅行好きな皆さんは、この機会にぜひダウンロードしてみてはいかがだろうか。
(Packerホームページは→こちら)
※サムネイル画像(Image:「勝井嵐史 / Packer(@arashi_katsui)さん」提供)