「うまい棒」10→12円の価格改定に伴い感謝の新聞広告が話題に! 温かいコメントが続々

40年以上にわたり愛されてきたうまい棒。1本10円という安さで多くの子どもたちから人気を博し、遠足やおやつ用に購入するため小銭を持って駄菓子屋やお菓子コーナーに向かった経験を持つ人も多いことだろう。

そんなうまい棒がついに4月1日から12円への値上げが実施された。

今回は、1月の正式発表の際にも大きな話題となった、うまい棒の値上げについて、いろいろとお伝えしていきたい。

4月1日、ついにうまい棒の値上げが実施される

うまい棒の公式Twitterアカウント・うまい棒【やおきん公式】@第2回うまい棒川柳受賞作発表中!(@Umaemon_40th)は4月1日、新たなツイートを投稿。

「なくなっちゃうほうが、悲しいから」と題した声明を公開し、1979年の発売以来初となる税抜き12円への値上げを実施したことを伝えた。

これまでにも1月27日には「いつもうまい棒を応援してくださっている皆様へ」というコメントとともに、4月からの値上げに言及。各種メディアが報じていた値上げのニュースを認めるかたちで、発売当初から維持してきた“1本10円”という価格に別れを告げることを宣言した。

値上げの理由として「原材料、輸送費などの高騰」があったことにも言及しながら、これまで42年間価格を維持できたことに対し、ファンの応援や関係各所の協力に感謝を述べていた。

ネット上からもファンから温かいメッセージが寄せられる

4月9日から4回に分けて“リアルな「街の声」”をモチーフにした新聞広告を掲出するという(画像は「株式会社やおきん」プレスリリースより引用)

4月1日の投稿には多くのうまい棒ファンからの反応が集まり、1,300件以上のリプライや9.3万回のリツイート、39.7万件のいいね!(2022年4月11日時点)が寄せられている。

「12円でも安いですよ。これまでが安すぎたので本当にありがたい」「発売以来値上げをしなかったことがすごい」といった、10円を維持し続けてきた企業努力を称える声や、「12円に値上げしても買います」「もちろんこれからも購入いたします!」と、これからも購入すると宣言するファンも多く見られた。

ここまでコスト削減を徹底して、子どもたちのためにギリギリまで価格を抑え続ける企業努力に頭が下がる。企業の鑑と言ってもよいだろう。

そんな姿勢に対するリアルな世間の反応をまとめた新聞広告を、読売新聞の全国版で4月9日・16日・23日・5月7日の全4回かけて展開するという。きっと多くの関係者から、これまでの価格維持の努力に対するねぎらいや、今後に対する期待が寄せられることだろう。

これからも、遠足やおやつ用に多くの子どもたちが小銭を持って駄菓子屋やお菓子コーナーに向かい、大人になって久しぶりに食べても、懐かしさとおいしさを感じられる駄菓子「日本の駄菓子」を作り続けてほしいものだ。

※サムネイル画像は(Image:「株式会社やおきん」プレスリリースより引用)

オトナライフ編集部
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