皆さんは「耳栓」を使用したことがあるだろうか。耳栓は目の前の作業に集中したい時や、雑音をカットしたい時などに欠かせないアイテムだ。筆者は飛行機に乗る際、必ずお気に入りの耳栓を持参し、就寝時に使用している。
2022年4月10日に投稿された、ベルク郎@bellkuroさんの最近買って良かったもの。モダニティ株式会社が日本で国内総代理店を手掛ける今まさに話題の「Loop Quiet」。音を完全に塞ぐんじゃなくて音域を27dBだけ下げる耳に優しいオシャレな耳栓(イヤープラグ)です。
義母ちゃんや妻がクソデカボイス一族で大声出される度に頭がキンキンするのが長年の悩みだったんですけどこれでかなりストレスが減りましたね!もっと早く買えば良かった!」というツイートには、9000件を超える「いいね」がつき、多くのツイッターユーザーたちの反響を呼んだ。
今回は、ベルク郎さんオススメの耳栓「Loop Quiet」の詳細と、リプライ欄に寄せられた様々なコメントをご紹介したい。
実はいろいろある、耳栓の種類!
一言で「耳栓」と言っても、実はさまざまな種類がある。普段あまり耳栓をしない人向けに、耳栓マニアの筆者から、簡単に、耳栓にはどのような種類のものがあるかをご紹介したい。
まず、はじめに皆さんが「耳栓」と聞いて最初に思い浮かぶのは、遮音性の高いスポンジ素材のものだろうか。フォームタイプと呼ばれるこちらの耳栓は、ギュッとつぶしてから耳に押し込む、よく飛行機などで配られているものである。このタイプの耳栓は、長時間付けていてもあまり痛くならないので、睡眠時などにオススメだ。
続いて、耳の穴にペタッと蓋をするようなシリコン粘土タイプのものは、水泳や入浴時にも使いやすい。こちらは耳の形状にピッタリとフィットしてくれるので、遮音性がとんでもなく高い。
ただし、ペタペタとした素材なので、耳あかやホコリが付着しやすく、使用回数を重ねると地獄絵図のようになる。「音を遮断しながら、耳掃除までできて一石二鳥!」と思えるポジティブな人にはいいが、衛生面でドン引きしてしまうので、筆者はあまり好きではない。
また、シリコンなどの素材を傘のように重ねた形状の、付け外し簡単なフランジタイプと呼ばれる耳栓もある。この耳栓は、あまり遮音性こそないが、圧迫感がとても少なく、気圧の変化に強いのが特徴だ。
このほか、イヤホン型の耳栓などもあり、用途に合わせて選ぶことができる。今回、ベルク郎さんがオススメしている「Loop Quiet」という耳栓は、外部のノイズを-27dBカットしてくれる、ソフトシリコン素材のイヤープラグだ。
dBってどういう単位?
「-27dB」がピンと来ない方のために、少し詳しく説明しよう。「dB」とは「デシベル」と読み、簡単に言えば「音の大きさ」や「電波の強さ」を表す単位のことである。
音の大きさを比較するためにわかりやすい例を出すと、静かな場所の代表とも言える図書館で40dB、一般的な会話は60dB、救急車のサイレンが80dBぐらいだ。
ベルク郎さんもツイートで伝えているが、-27dBというのは音を完全に遮断はできないものの、すべての周波数で27dBの音をナチュラルに低減するため、適度な遮音性を得られるというわけである。まったくの無音がよい人には向かないかもしれないが、普段使いするのであれば、ちょうどよいと感じる人は多いのではないだろうか。
筆者もまだ「Loop Quiet」を試してみたことはないので、感覚でしか言えないが、通常会話の音量が、「Loop Quiet」を耳に着けることで、鉛筆の執筆音プラスアルファぐらいの音になるのではないか思われる。
「Loop Quiet」はプレゼントにもオススメ!
「Loop Quiet」は、耐久性のあるシリコン素材なので、水洗いして何度でも使えることや、ベッドで横になる時に装着しても、耳への負担が少ないことなどが特徴としてあげられる。
このツイートを読んだツイッターユーザーたちからは、「勉強のときに耳栓で、音を完全に遮ると眠くなっちゃうので、ちょうどこんなのがほしいと思っていました。」との声や、「よいものを教えて下さってありがとうございます」などの感謝の声が相次いだ。
「Loop Quiet」はデザインもオシャレで、カラーバリエーションも豊富なので、プレゼントなどにもよさそうである。値段は税込み1,980円と、耳栓にしては少しお高めだが、繰り返し使えることを考えると、わりとコスパはよいかもしれない。
テレワークなどで、騒がしい場所でも集中して仕事をしなければならない人や、まだしっくりと来る耳栓と出会えておらず、数々の耳栓ジプシーをしている方は、ぜひ一度「Loop Quiet」を試してみてはいかがだろうか。
●Loop Quiet公式は→こちら
※サムネイル画像(Image:「ベルク郎(@bellkuro)さん」提供)