猫のご飯の取り合い問題に「一蘭」方式採用!「ナイスアイディア」とツイートが話題

人間でも、動物でも、赤ちゃんは無条件で可愛い。汚れを知らない純粋な目は、キラキラと希望に満ち溢れており、生まれて間もない姿は、どんな生き物でも天使そのものである。先日、たまたま道で遭遇したカマキリの赤ちゃんですら、そこはかとなく可愛さが滲み出ていて驚いた。小さなカマを持ち上げて、一生懸命に威嚇しようとしている姿がなんとも微笑ましかったのである。

2022年4月23日に投稿された、エキゾのきなこさん。@miikomapleさん「あっちこっち食べ歩くので一蘭方式にしてみた。」というツイートには、赤ちゃん猫が4匹並んでご飯を食べている画像が添えられている。この投稿には、瞬く間に22.5万件を超える「いいね」がつき、多くのツイッターユーザーたちの目をハートにした。

今日は、可愛らしい4匹の子猫ちゃんたちの詳細と、リプライ欄に寄せられた様々なコメントをご紹介したい。

エキゾチックショートヘアとは?

投稿者の飼い主さんは、家でエキゾチックショートヘアを5匹飼育している、大の猫好きである。写真のキュートな赤ちゃん猫4匹は、今年の3月19日にお母さん猫のきなこちゃんから生まれたそうだ。小学3年生の娘さんが、それぞれの子猫に「ごま」「ふく」「ひるね」「こんぶ」と命名したそう。4匹の赤ちゃん猫たちは、日々たくさんの愛情を受けて、成長している。

エキゾチックショートヘアとは、丸くて大きい目と低い鼻、短くてしっかりとした足が特徴の猫だ。穏やかで落ち着いた性格の子が多く、比較的、猫の中では飼いやすい方の部類に入るかも知れない。ペルシャ猫に似た優雅な雰囲気に、筆者も初めて見た時から心を奪われてしまった。

ツイッターには、ケージをよじ登り、飛び出していく子猫を必死で捕まえたりと、日々子育てに奮闘するきなこちゃんの様子が綴られている。

味集中カウンターで、猫たちも集中!?

今回、4匹の子猫たちに離乳食を与えるにあたって、あっちこっちに食べ歩くのを心配した飼い主さんは、ラーメンでお馴染みの『一蘭』のカウンターように、子猫たちのパーソナルスペースを区切ることに。横一列に4匹並んで、仲良くご飯を頬張る子猫たちの姿は、「可愛い」「頭いい」「ナイスアイデア!」と、ツイッター上で大きな話題となった。

ご存じない方の為に念のため解説すると、とんこつラーメン専門店の『一蘭』では、コロナの影響は関係なく、もともと「味集中カウンター」と呼ばれるテーブルの前と両サイドを仕切った席を導入している。周囲を気にせずにラーメンを楽しめることに加え、ゆっくりと食事が味わえるのだ。

(Image:mokjc / Shutterstock.com)

一蘭の「味集中カウンター」

このツイートを見た人たちからは、「多分こうやって落ち着いてご飯が食べられる状況は猫にとっていい事だと思う」との声や、「食べた量、身体の成長具合がひと目で分かっていい感じ!」などのポジティブな意見が相次いでいる。子猫を飼っている人曰く、赤ちゃん猫たちのご飯タイムはまさに戦争なのだそうで、今までは食べない子と食べる子の差が激しすぎることが懸念されていたが、この一蘭方式を取ればその問題もアッサリと解決しそうだ。

ペットを迎える時は計画的に!

赤ちゃん猫4匹の成長が、これからも非常に楽しみである。今後も、飼い主さんのツイッターでは、「エキゾチックショートヘアのいる暮らし」が日々更新されていくと思うので、猫好きな人は要チェックだ。お母さん猫のきなこちゃんを筆頭に、4匹の子猫ちゃんたちが、皆さんの日々の癒しに一役買ってくれるかも知れない。

ただし、この記事を読んで、「猫を飼ってみたいなあ」と思った人に1点だけお伝えしておかなければいけないことがあるのだ。猫に限らず、犬やハムスター、小鳥、魚など、コロナ禍のステイホームにより、ペットを飼う人が増えたが、飼育に限界を感じて手放す人も増加しているそうである。

厳しいことを言うようだが、いつかお別れをする最期の時まで、面倒をみる覚悟を持たなければ、生き物を飼う資格はない。どんな生き物もそうだが、赤ちゃんと呼べる時期はとても短いのである。安易に飼って、飼育放棄を行わないよう、ペットを家族に迎え入れる際はしっかりとその後の飼育計画を見据えることが大切だ。

※サムネイル画像(Image:「エキゾのきなこさん。(@miikomaple)さん」提供)

花澤瑠衣
編集/ライター・動画ディレクター。SNS全般が得意。推しスマホはGooglepixel。猫が好き。趣味は読書と酒。ルポタージュばかり読んでいる。

Instagram:@lui0710

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