皆さんは『ヤクルト1000』をご存じだろうか。飲むとストレスが緩和され、睡眠の質もよくなると話題の機能性表示食品である。2021年の4月に全国発売が開始されるや否や、いつの間にか大ブームとなった『ヤクルト1000』。「欲しい!」「買いたい!」との声は多く上がっているものの、一部の店舗では、今もなお品薄の状況が続いている。
2022年5月24日に投稿された、シビ@shibirenさんの「銀座線日本橋駅の「毎回よく分からん名物とか売るブース」についにヤクルト1000が登場してた」というツイートには、7万件以上の「いいね」がつき、多くのツイッターユーザーたちからの反響を呼んだ。
今回は、こちらのツイートの詳細と、投稿に寄せられたさまざまな意見をご紹介したい。
銀座線日本橋駅の「毎回よく分からん名物とか売るブース」についにヤクルト1000が登場してた pic.twitter.com/cGt2wvK16V
— シビ (@shibiren) May 24, 2022
『ヤクルト1000』ってなに?
『ヤクルト1000』とは、一体どのようなモノなのだろうか。ネット上では、飲むと「悪夢を見る」などの噂も出回っているが、それにしては人気である。筆者も『ヤクルト1000』を飲んでみたくて、練馬駅周辺のスーパーやコンビニを駆け回ったが、ここ数週間の間はどこも品切れだった。
家の近所のヤクルト販売所にも出向いてみたが、入り口のところに「ヤクルト1000は現在品薄なので、販売停止しています」との張り紙が貼られており、トライしてみたものの購入ができなかったのである。「一見さんお断りスタイル」を、筆者の地元である京都市以外で目にする日が来るなんて、夢にも思っていなかった。
『ヤクルト1000』は、通常販売されている『Newヤクルト』や『ヤクルト400』と何が違うのだろうか。『ヤクルト1000』の特徴は、ヤクルト史上最高密度である1mlあたりに10億個の乳酸菌シロタ株が含まれていることだそうだ。乳酸菌シロタ株とは、お腹の調子を整えてくれる菌の一種である。ざっくり言えば、この素晴らしい菌が、いまだかつてないぐらい大量に入っているヤクルトだということだ。
このツイートを見たツイッターユーザーたちからは、「ケーキ用ショーケースに入っているヤクルト1000にジワジワ来る。まぁ、それぐらい人気商品だもんね……」とのコメントや、「マジか!乗り換えが都営浅草線だからわからなかった」など、ブースに気が付かず悔しがる声が相次いでいる。
『ヤクルト1000』の効果とは!?
なかなか買えない人が続出している『ヤクルト1000』だが、どのような人にオススメなのだろうか。ヤクルトの公式HPを見たところ、冒頭にも少し触れたが、乳酸菌シロタ株の機能には、ストレスをやわらげる働きがあると記載されている。「私はまったくノーストレスで生きていますよ!」と、言える人の方が少ない世の中だと思うので、大概の人に効果があるかもしれない。
また、乳酸菌シロタ株は、睡眠の質を高めるという働きもあるらしい。これも上記のストレスが緩和されることで、睡眠時の熟睡度が増すのだろう。夜中に何度も目が覚めて、ツタンカーメンよろしく天井を見つめることの多い筆者は、一度でいいから朝まで起きずに寝てみたいと思い、とりあえずコンビニに在庫のあった『Newヤクルト(数値に置き換えるなら200)』を飲んでみたのだが、すでに熟睡効果を発揮していた。
200でこの威力なら、その5倍の1000はどれほどのレベルなのか気になって仕方ない。
実際にツイッター上では、『ヤクルト1000』を飲んだユーザーから「これ……マジで寝る前に飲んでみると次の日スッキリしますよ!!!本当に違う!」とのコメントも寄せられており、早く手に入れたい思いは増すばかりである。
ストレス緩和や睡眠の質の向上だけでなく、もちろん腸内環境の改善もされるので、便秘や下痢で悩んでいる人にもオススメできる機能性表示食品だ。
まだまだ入手困難は続く?
大人気の『ヤクルト1000』、皆さんはもう飲まれただろうか。筆者と同じく、探してはいるけど買えていないという人は、ひとまずブームが落ち着くのを待つしかない。恐らく、ヤクルトも必死で生産ラインを増やしてくれているはずなので、もう少しの我慢である。
ちなみに去年の日本シリーズでは、「東京ヤクルトスワローズ」が優勝したが、日本一セールの対象商品は「ジョア」だけだったので、ネット上では「えっ、なんでジョアだけ!?」と別の意味で盛り上がっていた。
筆者も、つば九郎のぬいぐるみを抱きしめて、真剣に応援していたので、「よし、セールで記念に『ジョア』を買うか!」と意気込んでいたのだが、お店に行ったタイミングが悪かったのか、『ジョア』さえも売り切れで買い逃してしまっている。
よく考えるとここ半年近く、コンビニやスーパーへ行くたびに、ずっとお目当てのヤクルト製品を探し続けている状態だ。もはやヤクルト製品の亡霊と言っても過言ではない。
ちなみに投稿者のシビさんは、ツイートがバズった記念にと、何気なくヤクルトのブース販売の列に並んだら、なんと最終日のラストワンをゲットできたそうである。いろいろな意味で運がよい。
筆者もさっさと『ヤクルト1000』を手に入れたいところだが、計算上は『ヤクルト400』を2本と、『Newヤクルト』を1本飲めば、合計で『ヤクルト1000』を1本飲んだことになるので、めげずに頑張ろうと思う。
※サムネイル画像(Image:「シビ(@shibiren)さん」提供)