ツイッターが世の中に登場してから、早16年。2006年にサービスが開始してからというもの、ツイッターは多くの人に利用されているSNSだ。ツイッターにおける最初のつぶやきは、創設者のJack Dorsey氏が投稿した「just setting up my twttr」というもので、なんとこのツイートは競売で200万ドルを超える入札があったそうである。長年ツイッターにつぶやきを投稿し続けている人は、過去のツイートを見返すことで、自分の歴史を確認することができるのではないだろうか。
2022年6月2日に投稿された、中国女子の呟き|7/9 中華トレンド特別体験イベント@lin__Chinaさんの「遡るのがめんどくさい人に絶対にお薦めしたいTwitter機能!プロフィールの右上に印があるから、タップして検索したい言葉を入れるだけで指定したワードを含む投稿をそのアカウントに絞って検索することができる。本当に便利。」というツイートには、8700件以上の「いいね」がつき、多くのツイッターユーザーたちからの反響を呼んでいる。
今回は、過去の投稿から気になるワードを検索するさまざまな方法について、皆さんにご紹介していきたい。
遡るのがめんどくさい人に絶対にお薦めしたいTwitter機能!プロフィールの右上に🔍印があるから、タップして検索したい言葉を入れるだけで指定したワードを含む投稿をそのアカウントに絞って検索することができる。本当に便利。 pic.twitter.com/6cgzvWSFLK
— 中国女子の呟き|7/9🎀中華トレンド特別体験イベント🐼 (@lin__China) June 2, 2022
過去のツイートを検索する方法
ツイッター歴がそこそこ長いと、過去に投稿した特定のツイートを見返そうと思っても、スワイプを繰り返して探し出す方法では、なかなか該当のツイートを見つけ出すことができない。頻繁につぶやきを投稿する人であれば、1カ月前のツイートですら探し出すのは大変だ。そのような時は、検索コマンドを入力する方法を使えば、簡単に探したいツイートを見つけ出すことができる。
それではさっそく、検索の仕方を詳しく説明しよう。まずは普通の検索と同様に、「キーワード検索」のタブをタップ。そして、「from:○○○(@の後に来るユーザー名)」と入力し、半角スペースをあけて、末尾に検索したいワードを入れる。
例えば、今回のツイートの投稿主さんはユーザー名が「@lin__China」なので、まずキーワード検索タブに「from:lin__China」と入力。調べたい検索ワードが「iPhone」の場合は、半角スペースを入れた後に「from:lin__China iPhone」と入力すれば、その人のつぶやきの中から、検索したワードが含まれるツイートの一覧を見ることができるというわけである。
自分の過去のつぶやきを探す時にも便利だが、フォロワーさんのツイートの中で見返したい情報などが含まれている場合にも、活用できそうな裏技だ。
他にもある! Twitterでの検索方法
この検索の方法は、過去に投稿されたつぶやきのうち、本人によって削除されていないツイートのみが表示される。念のため調べてみたところ、リツイートしたものは反映されないので注意が必要だ。
バズっていたのでRTしたことは覚えているが、投稿主が誰だったのか思い出せない場合に、該当のツイートを見返したい時もあるかもしれない。そのような時は、リツイート数から該当のツイートを検索する方法もあるのでご紹介しよう。
検索の方法は先ほど同じように、「キーワード検索」のタブで行う。その際に入力する文字は「○○○(検索ワード) min_retweets:XXX(RT数)」である。たとえば、猫に関するツイートで、50000RT以上されたつぶやきを見たいという場合は、キーワード検索タブに「猫 min_retweets:50000」と入力。そうすると、過去に50000RT以上された猫のツイートを一覧化してみることができるのだ。「猫」と入力した後に、必ず半角スペースをあけることも忘れないでほしい。
RT数ではなく、いいねの数で検索したい時は、「○○○(検索ワード)min_faves: XXX(いいね数)」で探すこともできる。
検索コマンドは便利だけど
ツイッターにおける便利な検索コマンドは他にもたくさんあるので、皆さんもぜひ調べてみてはいかだろうか。自分が使いそうな検索コマンドをスマホのメモなどに入れておけば、必要な時にコピペして使えるので非常に便利である。
先ほどご紹介したRT数やいいね数で検索する方法を使えば、延々と暇をつぶせることに筆者は気が付いてしまったわけだが、検索にかかる時間を短縮するためのコマンドで、貴重な時間を無駄にしては本末転倒だ。便利な機能ではあるが、結果的にツイッター依存になってしまった……なんてことにならないよう、ぜひ注意して活用していただきたい。
Twitterの色々な使い方に関しては詳しくこちら【#Twitterの使い方】にまとめています。
※サムネイル画像(Image:Koshiro K / Shutterstock.com)