ラベルに情熱を注ぐ(一昔)オタクあるあるのツイートが話題「やってたわー」

今、ツイッター内で「#オタクあるある」というハッシュタグが話題なのをご存じだろうか。人類は皆、基本的に何かのオタクである。

以前、筆者の職場に「俺はフィギュアやアニメには興味がないし、オタク系の趣味は一切ない!」と、クールに言い放っていたイケメンの先輩がいた。しかし、昼休みに彼が大量のサプリメントを摂取しているのを目撃した筆者は、「それ、本当に効くんですか?」と興味本位で問いかけると、やたら早口でサプリのよさを延々と語り出したのである。「アニメオタク」や「漫画オタク」ではないにしろ、彼が筋金入りの「健康オタク」だと発覚して以降、筆者は「人類皆、なんらかのオタク説」を提唱しているのだ。

2022年6月5日に投稿された、おタケさん@kIAqFcnrXugqX7Xさん「#オタクあるある ラベルに情熱をかける(一昔)」というツイートには、丁寧にタイトルをレタリングしたビデオテープのラベルの写真が添えられている。この投稿は、瞬く間に1.2万件以上の「いいね」がつき、多くのツイッターユーザーたちからの反響を呼んだ。

今回は、こちらの投稿に関する詳細と、リプライ欄に寄せられたさまざまな意見をご紹介したい。

懐かしの特撮映画がずらり

おタケさんがツイートした画像に写っているビデオテープのラベルには、「モスラ対ゴジラ」や「ウルトラマン」、「フランケンシュタイン対地底怪獣」などが、その作品のタイトルのタッチでレタリングして記載されている。特撮好きには堪らないラインナップだ。

ちなみに「フランケンシュタイン対地底怪獣」は、1965年公開の映画である。令和の今もなお、こうして大切に保管されているなんて、当のフランケンシュタインが聞いたらなんと言うだろうか。どっちが勝っても最終的に世界は滅びそうだが、このビデオテープの保存状態のよさには、きっと怪獣もニッコリである。

このツイートを見たツイッターユーザーたちからは、「タイトルまで書いたのにツメ折らずに保管していたら親に上書きされたのはよい思い出」と、ビデオテープをめぐり親との攻防戦を思い出したと言う意見や、「彼女を車に乗せるからその時用に作るカセットテープとかもラベルに命掛けたなぁ。懐かしい」など、なんとも甘酸っぱいコメントが寄せられていた。

ビデオテープの思い出

ラベルを何回も貼り直したり、テープが絡まったり切れたり懐かしい

ちなみに投稿者のおタケさんは、先ほどのツイートに追記する形で、「注 ラベル制作者は主の親父です。主は18歳ですw」とコメントしている。おタケさん本人も特撮好きとのことなので、自分が長年撮り溜めた宝物を息子に共有できたおタケさんのお父さんは、とても嬉しかったのではないだろうか。

ツイッター上では、「うちの父親もしてくれていたなぁ」「私が子どもの時にお母さんがラベルをこんな感じに書いてくれて嬉しかったなー」などと、当時を懐かしむ声が多数、寄せられている。筆者もはるか昔の幼少期、父親に『うちのタマ知りませんか?』シリーズのビデオテープを、TSUTAYAから借りてダビングしてもらった記憶をふと思い出し、目頭が熱くなった。捨てた記憶はないので、当時のビデオテープは、今も実家に残っているかもしれない。

人類皆オタク説!

このほか、「#オタクあるある」のハッシュタグには、さまざまなオタクのあるあるが寄せられているので、気になる人はぜひツイッターで検索してみてほしい。冒頭でも描いたが、筆者は「人類皆、なんらかのオタク説」を推している。この説が正しいとすれば、読者の皆さんも、きっとなんらかのオタクであるはずなので「#オタクあるある」のハッシュタグには、共感すること間違いなしだ。

アニメやマンガを好む人だけが真のオタクではない。嫁が好きなら「嫁オタク」だし、植物を育てるのが好きなら「ガーデニングオタク」だ。

「オタク」という言葉はネガティブに捉えられがちだが、「のめり込めるものがなんもない」「日々が単調でつまらない」という人よりは、「ええ、私はオタクですよ!」と胸をはって言える人の方が、なんだか人生楽しそうである。「○○のファン」や「趣味程度で○○」などの遠慮がちな言葉で片付けず、好きなモノに対して「自分はオタクである」と自覚すれば、新しい扉が開けるかもしれない。

※サムネイル画像(Image:「おタケさん(@kIAqFcnrXugqX7X)さん」提供)

オトナライフ編集部
iPhone・Android・SNS・パソコン関連・キャッシュレス、QRコード決済など、さまざまな情報を独自の視点や切り口で発信するニュースサイト
X/Twitter:@otonalife
YouTube:OTONALIFE Ch

iPhone/Androidスマホやキャッシュレス決済、SNS、アプリに関する情報サイト[オトナライフ]

関連記事

TOPICS
SNSで話題最新記事

RANKINGランキング

18:00更新