皆さんはツイッターのアカウントをお持ちだろうか。数あるSNSの中でもツイッターは、日本におけるSNSの利用者数ランキングで第二位を記録している。第一位は皆さんご存じのLINEなのだが、どちらかというとLINEはSNSというよりも、メールのように個人的な連絡手段として使っている人が多いかもしれない。realなリアルな繋がりの友人関係だけでなく、全世界へと向けて140文字以内で手軽な投稿ができることから、ツイッターは根強い人気を誇っている。
2022年6月7日に投稿された、たかさかくんとこの せいかつお役立ち情報ログ@itotakasakaさんの「Twitter、勝手にミュートorブロックしている問題、本当だった。相互フォロー状態でも絡みが少ないアカウントを勝手にやられていた事が判明。要は見てるだけじゃなくてちゃんといいねとかコメントしてねって事らしいよ」というツイートには、瞬く間に4.5万件以上の「いいね」がつき、多くのツイッターユーザーたちからの反響を呼んでいる。すでに投稿から4日経過しているが、通常のバズツイートよりも長期的に拡散が続いている状態だ。
今回は、こちらの投稿に関する詳細と、リプライ欄に寄せられたさまざまな意見をご紹介したい。
いつの間にかミュートやブロックをしていた!?
投稿者のたかさかくんとこのせいかつお役立ち情報ログさんは、自身のツイッターの相互フォロワーの中に、知らない間にミュートやブロックをしてしまっているアカウントが複数、存在することをツイッター内で報告。勝手にミュートやブロックをしてしまうという現象が起きていることに対して、自身のフォロワー含め、多くのツイッターユーザーに向けて、警鐘を鳴らしている。
このツイートを見たツイッターユーザーたちからは、「以前からフォローが外れるは有りました」といった声や、「(チェックしたが、自分は)一件も無かった」と、自分にはこういった現象は発生していないという人もいた。
筆者はツイッターをやっていないのだが、身内がツイッターユーザーなので、勝手にミュートやブロックが起こったことがあるかをその場でチェックしてもらったところ、とくにそういったバグは確認できなかった。どうやらこの現象、起こる人と起こらない人がいるようである。
ツイッターに寄せられた考察
ツイッター上には、「ミュートは、スマホでたくさん通知がある際、今後も表示しますか? Yes/No みたいな表示が出ることがあるので、OK以外を選択したのでは?」という意見や、「これはショートカットキーで気づかず自分でミュートやブロックしてしまったのではないでしょうか…?」など、さまざまな見解が寄せられた。
また、中には「通知→フィルター→クオリティフィルターも関係している気がします」という声もあがっている。クオリティーフィルターとは、関連性の低いコンテンツを通知から除外してくれる機能のことだ。しかし、クオリティーフィルターがかかっていても、勝手にミュートやブロックをされるということはないので、今回の投稿で発覚した内容とクオリティーフィルターはあまり関係なさそうである。
この問題に解決法はある?
ツイッターにおいて、勝手にミュートやブロックをしてしまう問題は、起こる人と起こらない人がいるので、詳しいことはわからない。しかし、実際にこの問題に頭を悩ませている人がいるというのも事実である。編集部が公式のTwitter社へと問い合わせを行ったところ、「公式にはそのような情報が見つかりませんでした。ご自身のアカウントでミュートやブロックに関わるトラブルがありましたらお知らせください」との回答を得た。
実際は、何かのバグかもしれないし、そうでないかもしれない。もはや真相は闇の中である。今後も楽しくツイッターを使っていくためにも、設定の「ミュートとブロック」に関しては、自分で時々チェックしておくのがオススメだ。
こうしたSNSの普及により、非常に便利な時代にはなったが、妙なところで人力を使わなければならないことに対しても、「おもしろいな」と思えるぐらいの心の余裕が、現代人には必要なのかもしれない。
今回こちらの投稿をしてくれた、たかさかくんとこのせいかつお役立ち情報ログ@itotakasakaさん(https://twitter.com/itotakasaka)は、『超次元電視いと、まほろば』というメディアエンターテイメント系の会社を経営している髙坂雄貴さん。今後もこの件についての進展があればTwitterにて報告してくれるそうなので、気になる人はぜひ、追いかけてみてほしい。
※サムネイル画像(Image:Wachiwit / Shutterstock.com)