梅雨の季節の日本といえば、ジメジメとした気候が特徴だ。今はまだ気温はさほど高くないので、夜は窓を開けて寝たいところだが、いつ降るかわからない雨で夜中に叩き起こされるのはごめんなので、就寝時はしぶしぶ部屋を閉め切り、エアコンの除湿や冷房で湿気をしのいでいる人も多いのではないだろうか。
関東に梅雨が始まる直前の2022年6月4日、ひろこうじ薬局ひろふみ 本出たよ(о´∀`о)@hirokoujiKanpoさんにより、ツイッターにこのような投稿がツイートされた。
「ジメジメ蒸し暑くなってきました
湿度で夜寝づらいって人は
凍らせたペットボトルをボールに入れて置いておこう
ペットボトルの周りに水滴がつく
結露するよ
予想以上に除湿出来るし
お部屋もヒンヤリ
エアコンの除湿が嫌な人はやってみよう!」
このツイートには、瞬く間に8.3万件件以上の「いいね」がつき、多くのツイッターユーザーたちからの反響を呼んでいる。
今回は、こちらのツイートに関する詳細と、リプライ欄に寄せられたさまざまな意見をご紹介したい。
ジメジメ蒸し暑くなってきました☀️
湿度で夜寝づらいって人は
凍らせたペットボトルをボールに入れて置いておこう
ペットボトルの周りに水滴がつく💧
結露するよ
予想以上に除湿出来るし
お部屋もヒンヤリ
エアコンの除湿が嫌な人はやってみよう❗️ pic.twitter.com/GtbCk2SeR1— ひろこうじ薬局ひろふみ 本出たよ(о´∀`о) (@hirokoujiKanpo) June 4, 2022
梅雨の時期を快適に過ごせるライフハック
投稿されたツイートには一枚の写真が添えられており、凍らせたペットボトル2本が料理などで使うボウルの中に入れられているのが写っている。たったこれだけで、部屋の除湿ができるというのは本当だろうか。
このツイートを読んだツイッターユーザーたちからは、「より湿気そうな気がするけど除湿になるんですね。すごい!!」との驚きの声や、「実験みたいで、楽しそう、エコなのもいい、早速やってみます」など、さまざまなコメントが寄せられている。
もしペットボトルを凍らせて、部屋に置くだけで除湿ができるのであれば、快適に過ごせるし、電気代もかからないしで、一石二鳥のライフハックだ。蒸し暑さで夜中に布団を蹴り散らかし、うっかりお丸出しで寝てしまい、翌朝は冷えにより、まんまと下痢……というような、梅雨あるあるの地獄を見ることもなくなるだろう。
凍らせたペットボトルで除湿ができる仕組みとは?
では、一体どういう原理で、凍らせたペットボトルが除湿に効果を発揮するのかを詳しく見ていこう。実は、投稿者さんがツイート内でも述べている「ペットボトルの周りに水滴が付き、結露する」という部分にヒントが隠されている。
冷蔵庫から出したばかりの冷たい飲み物をコップに入れて放置すると、コップの周りに水滴がついて、置いた場所がビシャビシャに濡れてしまった経験はないだろうか。暖かい空気は冷たい空気よりも、多くの水分を含むことができるため、これは空気中の水分が飲み物で冷やされて、水滴に戻るからなのだ。
凍らせたペットボトルを置いておくことで室内の空気が冷たくなり、ペットボトルの表面に水滴がつく。つまりコップと同じ原理で、部屋の中が除湿されるというわけである。この方法で室内を除湿すると、ペットボトルの周りには、恐らく皆さんが想像している以上の水滴が出るため、受け皿から水があふれないよう、ボウルは必須アイテムだ。
効果アリとの声が多数!
ツイッター上では、「これ去年の夏場にずっとやっていたんだけど、驚くくらいに効果あるから、ぜひ試してみて」との声や、「これ、毎年やっています(*^^*)しばらくすると器に水がたまって、水蒸気がこれほどに液体になったのか!と科学的なおもしろさもあります(*^^*)」など、すでにこのライフハックを試した人たちからは、絶賛の声が相次いでいる。
エアコンの除湿は優秀ではあるが、長時間付けていると喉や頭が痛くなる人もいると思うので、このライフハックはエコなだけでなく、健康面でもよい影響を与えてくれそうである。
除湿を行う時の注意点としては、部屋の窓を開けないように気を付けてほしい。外からの空気が入ってくると、除湿効果が無くなってしまうからだ。
ジメジメした寝苦しい梅雨の時期を笑顔で乗りきるために、皆さんもぜひ凍らせたペットボトルを使った除湿を試してみてはいかがだろうか。
※サムネイル画像(Image:「ひろこうじ薬局ひろふみ 本出たよ(о´∀`о)(@hirokoujiKanpo)さん」提供)