まさに時は金なり「時間を金で買う行為を立体化」のツイートに称賛コメント次々

「時は金なり」ということわざをご存じだろうか。アメリカの政治家ベンジャミン・フランクリンの言葉として紹介された格言で、「Time is money」の日本語訳である。わかりやすく解説すると、「時間はお金と同じように貴重なものなので、有効に使いましょう」といった意味だ。そう、世界中のどれほど大富豪でも、時間はお金で買えないのである。

2022年6月19日に投稿された、BBコリー✂︎@BitBlt_Korryさんの「時間を金で買う行為を立体化しました。よろしくお願いします。」というツイートには、ある動画が添えられていた。このツイートには、瞬く間に16.2万件を超える「いいね」が押され、ツイッター上で大きな反響を呼んでいる。

今回は、こちらのツイートに関する詳細と、リプライ欄に寄せられたさまざまな意見をご紹介したい。

時間をお金で買える装置が話題!

BBコリーさんが投稿した動画には、「TIME is MONEY ATM」と書かれた箱型の時計が写っている。文字盤の右側には、自動販売機のようなコインの投入口。普通の時計なら、コインを入れなくても動くので、一体どんな仕かけがあるのだろうか。

コインの投入口に1円玉を入れると、時計の秒針がぐるっと反時計回りに回転し、1分前の時間が表示される。5円玉を入れると5分前の時間が表示され、10円、100円、500円と投入金額が上がるにつれて、巻き戻る時間が増えていく。実はこの時計、1分を1円と計算して時間を巻き戻す、時間をお金で買う行為を立体化した装置なのである。

このツイートを見たツイッターユーザーたちからは、「ブラボー!!お金を出してでも時間が欲しい時って、ありますよね」「時間はお金で買えないという壁をブッ壊した装置だなw」「これ作った人天才やろ!めちゃくちゃおもしろい!」など、この時計の仕組みを絶賛する声がリプライ欄に多数、寄せられていた。

1年巻き戻すには、どれぐらいかかる?

では、1分1円で巻き戻せるとして、1年巻き戻すにはどれくらいのお金がかかるのだろうか。1時間あたり60円なので、60円×24時間で、1日は1440円で巻き戻せる。1440円×365日なので、525,600円を払えば今からちょうど1年前の2021年6月に戻ることができる計算だ。

525,600円で1年前に戻れるなら、よろんで支払うという人も多い気がする。社会人であれば、なんとか頑張って工面すれば、ギリ出せなくはない絶妙な金額だ。しかし、5年前に戻るとなると、525,600円×5年で2,628,000円必要なので、こうなると、もう気軽に手が出せそうにない。

惰眠をむさぼったり、何もせずにボーっと過ごしている間にも、時間は平等に流れていく。逆に言えば、1年間何もせずに過ごしていると、525,600円が消えているわけである。その消えていった時間は、数年後のあなたにとって、喉から手が出るほど欲しい、とても大切な時間なのだ。

科学の進歩に期待大!

ツイッター上では、この時間をお金で買う装置に対して「なんだかファンタジー映画で見るような光景ですね」との声や、「すごい。人類の夢の入り口が開いた気持ちですw」など、さまざまなコメントがあがっていた。

時を戻すと聞いて、あの映画を思い出す(Image:Thiago Melo / Shutterstock.com)

時を戻すと聞いて、あの映画を思い出したらミドル世代

たしかに、ぐるぐると時計の針が巻き戻る様子を見ていると、なんだか心がワクワクしてしまう。目には見えないが、確実に存在する「時間」という概念を自由自在に操るということは、多くの人類にとって長年の夢だったのではないだろうか。この装置は、その夢に一歩近づいたような気持ちにさせてくれる。

もちろん現実の時間は戻らないが、不可能を可能にしたいのが人間であり、科学はそうして進化してきた。

いつの日か、タイムマシンのようなものが完成し、時間を自由に操れる日が来るかもしれない。その日が来るまでは、自分に与えられた時間を大切に使い、なるべく後悔のない人生を過ごしたいものである。

※サムネイル画像(Image:「BBコリー✂︎(@BitBlt_Korry)さん」提供)

オトナライフ編集部
iPhone・Android・SNS・パソコン関連・キャッシュレス、QRコード決済など、さまざまな情報を独自の視点や切り口で発信するニュースサイト
X/Twitter:@otonalife
YouTube:OTONALIFE Ch

iPhone/Androidスマホやキャッシュレス決済、SNS、アプリに関する情報サイト[オトナライフ]

まさに時は金なり「時間を金で買う行為を立体化」のツイートに称賛コメント次々のページです。オトナライフは、【SNSで話題X/Twitterで話題】の最新ニュースをいち早くお届けします。