「一週間の体感時間を円グラフ化」したツイートが話題 – 土日は一瞬で過ぎ去ってしまう

もうすぐ2022年も半分が終わりを迎えようとしているが、読者の皆さんはいかがお過ごしだろうか。歳を重ねるごとに、月日の流れが速くなるとはよく言うが、筆者も30代に足を踏み入れた途端、とんでもないスピードで毎日が過ぎていくのを実感している。1週間前の出来事が、まるで昨日のことのような感覚だ。

2022年6月21日に投稿された、士機@matomMatomoさん「1週間の体感時間だいたいこれ」というツイートには、ある一枚の画像が添えられている。このツイートには、瞬く間に16.1万件を超える「いいね」が押され、ツイッター上で大きな反響を呼んだ。

今回は、こちらのツイートに関する詳細と、リプライ欄に寄せられたさまざまな意見をご紹介したい。

秀逸すぎる体感時間の円グラフ!

投稿者の士機さんがツイートした画像は、一週間を曜日ごとにわけた体感時間の円グラフである。

このグラフによれば、月曜日が一番長く感じ、つぎに長いのが水曜日だ。土日の休みを挟んだ後の月曜日は、なんだか体がダルいような気がして、どうも本調子が出ない。このことが、月曜日が長く感じる理由のひとつだろう。一瞬、これは「サラリーマンあるある」かとも思ったが、学生の頃も同じような感覚だった気がする。

グラフでは、火曜日と木曜日は同じぐらいの体感時間で、そこからさらに短く感じるのが金曜日となっていた。たしかに土日というゴールテープが目の前にちらつく金曜日は、平日とは言え特別感がある。昔は金曜日の夜を「花の金曜日」、略して「花金」などと呼んだりもしていたので、わからなくはない。

そして、この円グラフにおける土日は、各曜日の中でいちばん短い体感時間となっている。

このツイートを見たツイッターユーザーたちからは、「共感しかない」「わかるなぁ」「マジでこれ」など、曜日ごとの体感時間に身に覚えがあるとの声が相次いでいた。

土日が一瞬ですぎるとは限らない!?

とは言え、土日がすべての人にとって一瞬ですぎるのかというと、そういうわけでもない。ツイッター上では、「土日出勤ってのがあってな…」とつぶやくユーザーの声も見受けられた。

休日出勤をしたことのある人はご存じだと思うが、普段は平日に勤務しているサラリーマンがイレギュラーな対応で土日に会社へ出社すると、なぜか普段よりも体感時間が長く感じるものである。昼食を取ろうにも社員食堂が休みだったり、会社の近所の定食屋さえも、オフィス街では軒並み休業日だったりするのだ。その結果、薄暗いオフィスでモサモサと冷たいコンビニ飯を食べる羽目になるので、精神的にも結構キツい。

このほか、「土曜も学校あるから日曜がより短く感じる」との声もあり、私立の学校に通う学生にとっては、日曜の体感時間が土曜よりも短く感じるようだ。生活スタイルによって曜日ごとの細かい体感時間は異なるため、きっちりグラフ通りというわけではないが、休日の体感時間が短いというのは、誰しも共通という認識で間違いなさそうである。

ライフワークバランスが大切

学校や職場に好きな人でもいれば、平日の体感時間の方が短くなるかもしれない。しかし、その人とうまく付き合えたら、普通にデートできる休日の方が楽しみになるに違いないし、告白に失敗しても顔を合わせなくて済むことから休日が待ち遠しくなるだろう。結局、人は休日が大好きなのだ。

「一年中ずっと休日だったらいいのに!」と思った筆者は、会社を辞めてプラプラ海外でも放浪しようかと思い、2020年の4月に8年務めた企業を退職した。しかし、辞めた矢先に、運悪くコロナウイルスが蔓延しはじめて渡航できなくなったのである。

ただただ休むだけの、文字通りの「休日」を丸一年過ごしてみてわかったのだが、休日ばかりでも人生というものは、メリハリがなくておもしろくない。仕事や勉強など、やるべきことがあるからこそ、自由な休日が楽しいのだ。これぞまさに、ライフワークバランスというやつである。

ノイローゼになるほど働かされている場合は、早急に会社を辞めて、体を労わった方が身のためだが、適度にやるべきことがある人生の方が休日がより豊かになるのだ。そんなこんなで、筆者は現在、休日を全力で楽しむためだけに仕事を再開している。

※サムネイル画像(Image:「士機(@matomMatomo)さん」提供)

オトナライフ編集部
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