皆さんは、便利なショートカットキーをどれぐらい知っているだろうか。ショートカットキーとは、キーボードを使うことで、パソコンで行うさまざまな動作を簡略化できる機能のことである。「Ctrl+S」で「上書き保存」や、「Ctrl+C」で「コピー」などのショートカットキーは、仕事でパソコンを触る方であれば、わりと頻繁に使用しているのではないだろうか。これらのショートカットキーは、いざ頭の中で覚えようとすると難しいが、頻繁にパソコンを使う人であれば、指の動作で覚えてしまえば結構、簡単だ。
2022年6月26日に投稿された、Excel医@デザイン勉強中『Excel最速仕事術』著者@Excel_design_Drさんの「全国のWindowsユーザーよ、マジで見てくれ!」というツイートには、覚えておくと便利なショートカットキーの一覧表が添えられている。この投稿には、2300件を超える「いいね」が押され、ツイッター上で大きな反響を呼んだ。
今回は、こちらのツイートに関する詳細を皆さんにご紹介したい。
覚えておくと便利なショートカットキー!
ショートカットキーの一覧表では、すべてのツールに共通する操作、Excelに関する操作、Windowsに関する操作、文字変換、文字入力がおかしくなった場合に直すための操作が、詳しく説明されている。
すべてのツールに共通する操作に関しては、普段あまりパソコンを使わない人でも、とりあえず覚えておいて損はないだろう。これさえ知っていれば、いざという時に便利である。
Excelの操作におけるショートカットキーは少し上級者編だが、これが使いこなせるようになると、格段に作業スピードがアップするはずだ。仕事でExcelを使うという人は、この部分だけでもデスクトップにメモしておくといいかもしれない。一見ややこしそうにも見えるが、ショートカットキーは使っていくうちに必ず手で覚えられるはずなので、まずはトライあるのみである。
ショートカットキーの一覧表の中で、とくに覚えておいてほしいのは、文字入力がおかしくなったときの操作に関してだ。筆者もパソコン初心者の頃は、よく入力中のアルファベットが大文字で固定されて困ったり、急にテンキーが効かなくなって焦ったことがある。そのたびに「あれ?なんで?どうして?」とキーボードを打つ手が止まり、論文が進まないという事態に陥ってしまっていた。
アルファベットが大文字で固定される現象については、「Caps Lock+shift」を押せば解決するし、テンキー無効化は「NumLock」で解除されるのだが、このキーを知らなければ、なかなか元に戻せない。
そもそも、自分でキーを押したから、そういう入力方法になってしまっているのだが、初心者の頃はタイプミスをしてしまうことも多く、気づかぬうちに押してしまうことが多かった。これぞまさに、現代のひとり相撲だが、意外とそういう人は多いのではないだろうか。
ショートカットキーはカスタマイズも可能!
正直、普通に使っている分には、テンキーを無効化する「NumLock」に、何か意味があるのかと言われると、微妙なところだ。人によっては誤作動の多さから、ただのありがた迷惑と言っても過言ではない機能である。しかし、テンキーをカーソルキーなどとして使いたい一部のユーザーにとっては、どうしても必要なので、なくすわけにもいかないキーなのだ。ちなみに筆者は、もう「NumLock」の誤操作でイライラしたくないので、パソコンの設定を変えて、キーそのものを無効化している。
ショートカットキーは、自分の使いやすいようにカスタマイズして登録することも可能だ。ツイートのショートカットキー一覧をすでに、全マスターしているという方は、自分流にアレンジしてみるのも楽しいかもしれない。
読者の皆さんのパソコンライフが、ショートカットキーをうまく活用することで、今よりさらに快適になることを祈っている。