「iPadのパノラマ機能を使った撮影法www」写真がシュールすぎると話題

皆さんは普段からよく写真を撮影しているだろうか。最近では、スマホやタブレットで手軽に高画質な写真が撮れるので、カメラアプリにハマっているという人も多いかもしれない。iPhoneやiPadシリーズのカメラ機能には、通常の写真やビデオだけでなく、パノラマやポートレートなどの撮影モードが搭載されている機種もあるため、気軽にさまざまな写真を撮ることができる。

2022年7月9日に投稿された、ごーたつ@goutatsuさん「iPadのパノラマ機能を使った新しい撮影法www」というツイートには、パノラマ機能で撮影された一枚の写真が添えられていた。この投稿には、瞬く間に6万件を超える「いいね」がつき、ツイッター上で大きな反響を呼んでいる。

今回は、こちらのツイートに関する詳細と、リプライ欄に寄せられたさまざまな意見をご紹介したい。

怪奇写真!? それとも!?

ツイッターに投稿された写真には、滑り台で遊ぶ子どもらしき姿が写っているのだが、なんだか妙に胴長になっている。この長さ、実家で飼っていたダックスフンドの比ではない。真夏の怖い話でおなじみの「怪奇写真」でないとすれば、一体、どうやって撮影したのだろうか。

まず、この写真の撮影の仕方をお伝えする前に、iPhoneやiPadのカメラ機能でパノラマ撮影を行う方法からご紹介していこう。

すでに、Appleシリーズをお使いの方はご存じだと思うが、カメラのアプリを立ち上げて起動すると、画面下部をスライドさせることでパノラマ撮影モードに切り替えることができる。撮りたい場所の端に画角を合わせて撮影をスタートさせ、iPhoneの画面上に表示される矢印をセンターラインに合うようにゆっくりと動かすと、パノラマ撮影ができるのだ。

通常、パノラマ撮影時の矢印は画面の左から右へと進むのだが、本体を横向きにすれば縦方向の撮影ができる。今回の胴が長い子どもの姿は、この方法で撮影されたようだ。

ツイッターユーザーたちからは驚きの声が続々!

(Image:Hadrian / Shutterstock.com)

パノラマモードで動いている被写体を撮影すると、おもしろい写真が撮れる

本来であれば、パノラマ撮影は景色などを撮影するためのモードなのだが、動いている人間を写すと、こんなにもおもしろい写真が撮れてしまうのである。

このツイートを見たツイッターユーザーたちからは、「子ども本人が見たら泣きそう笑」との声や、「今度、機会があればやってみよう」「これはおもしろいwww」など、パノラマ撮影機能の思いがけない使い方に、驚いた人たちからのコメントが相次いでいた。このほか、写真のあまりのインパクトから、トイストーリーの「スリンキー」や、ゆるキャラの「ねば~る君」など、胴体が長いキャラクターが思わず脳裏をよぎったという人もチラホラいたようである。

投稿者のごーたつさんは、「子どもとキャッキャ言いながら撮りましたw」と語っており、撮影自体もたいへん盛り上がったようだ。

パノラマ撮影は不思議な写真が沢山撮れる!?

iPhoneやiPadのパノラマ機能を使用していると、思いがけず撮影に失敗してしまい、妙な写真が撮れてしまうことが多々ある。しかし、今回のようなおもしろ写真をあえて撮影するためにパノラマ撮影モードを使うというのも、なかなか楽しいかもしれない。

動きのあるものをパノラマ撮影すれば、人間に限らず猫や犬、そのほかの生き物や車などを被写体にしても、ちょっと不思議でシュールな写真が撮れるはずだ。

パノラマ撮影モードを別の意味でうまく使いこなせば、胴を長くするだけでなく、足や指を好きなだけ伸ばせたりもする。また、素早く移動することで、胴体や足がバラバラに見えるような怪奇写真を意図的に撮影することもできてしまう。

今回は、Appleシリーズにおけるパノラマ撮影のやり方を詳しくご紹介したが、実はAndroidにも標準カメラの中にパノラマ撮影モードが搭載されている。万が一、標準カメラにパノラマ撮影モードがないという場合は、アプリでダウンロードすることも可能だ。

もし、ツイートを見ておもしろいなと思った方は、ぜひ、ご自身のスマホで動く被写体のパノラマ撮影を試してみてはいかがだろうか。

※サムネイル画像(Image:ごーたつ(@goutatsu)さん」提供)

花澤瑠衣
編集/ライター・動画ディレクター。SNS全般が得意。推しスマホはGooglepixel。猫が好き。趣味は読書と酒。ルポタージュばかり読んでいる。

Instagram:@lui0710

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