便利で使いやすいと評判のフリマアプリ「メルカリ」。皆さんも一度はメルカリを使って、売り買いを楽しんだことがあるのではないだろうか。幅広い年齢層のユーザーに利用されているメルカリだが、今、メルカリ内では詐欺の被害が横行しているのだという。フリマアプリを安全に使うには、一体どのようなことに注意すればいいのだろうか。
2022年7月14日に投稿された、メルカク | 副業の先生@merukakuさんの「気をつけて下さい。メルカリの出品者による詐欺が横行してます。「①商品が届いたのに中身がない」「②実物より小さいサイズが届く」この場合、出品者に問い合わせても返金されることはなく、泣き寝入りしかありません。せっかく購入した商品がニセモノだったら嫌ですよね。どうすればいいかというと、商品説明文に『箱だけです』『中身がありません』『こちらの商品はミニチュアです』『実際のサイズとは異なります』と記載があったら詐欺の可能性があります。対策として、明らかに商品の価格が安いものをみつけたら商品説明文をしっかり読んで購入するようにしましょう。」というツイートには、多くの「いいね」がつき、ツイッター上で話題となっている。
今回は、こちらのツイートに関する詳細と、リプライ欄に寄せられたさまざまな意見をご紹介したい。
メルカリにおける詐欺の手口とは?
筆者もメルカリでは200件近くの取引を行っているが、まだ今のところ詐欺にあったことは一度もない。ツイートでは、商品が届いたのに中身が入っていなかったり、実物よりも小さいサイズが届くという詐欺が例にあげられているが、これはメルカリにおいて頻繁に目にする詐欺の手口なのだそうだ。
うっかりミスで中身を入れ忘れたならまだしも、わざと商品を抜いて箱だけを送ってくるなんて、最悪なサプライズでしかない。
ちなみに筆者は以前、Amazonで一目ぼれしたスツールがあり、説明欄をよく読まずに購入したところ、ドール用の超ミニサイズだったことがあった。さすがにこれは自分のミスなので、現物を見た途端に笑い転げてしまったが、悪意のある出品者に騙されたのであれば話は別である。
購入時には、説明文と評価を必ずチェック!
このツイートを読んだツイッターユーザーたちからは、「説明文は慎重に読むことが必須ですね」との声や、「1mくらいの筒で来る予定のものが小包で来た時は血の気がひきました」など、実際にミニチュアサイズの商品が届き、驚いたというコメントも寄せられていた。
メルカリでの詐欺に合わないためには、やはり購入前に説明文をしっかりと読むことが大切である。もちろん詐欺目的での出品もあるが、出品者側にはそういった意図は¥まったくなく、購入者側が文字を見落としただけ、ということもあるので注意が必要だ。
本格的に購入者を騙そうとしている出品者であれば、過去の評価に何か悪い内容が書かれている場合もあるので、購入前に説明文をよく読んだ上で、取引評価についても合わせて参考にしてみるとよいかもしれない。
詐欺にあった場合は、速やかに事務局へ連絡しよう
万が一、こういった詐欺にあってしまい、こちらにはなんの落ち度もない場合は、泣き寝入りしかないのだろうか。まずは、おかしいと気づいた時点で、受取評価はせずに出品者に問い合わせを行うことをオススメする。届いてすぐに受取評価をしてしまうと、事務局に取引が完了したとみなされるので気を付けよう。
商品の不備について相談をしたものの、出品者がまったく取り合ってくれないという場合は、速やかにメルカリ事務局へ連絡をいれるのが望ましい。メルカリ事務局へ、取引内容の詳細と、どういったトラブルが起こったのかを細かく伝えれば、間に入って件の取引を無効化してくれたり、返金の手続きを強制的に行ってくれる場合もあるのだ。
こちらがいくらルールを守って使っていても、思いがけず詐欺にあったり、様子のおかしいユーザーと出会うことは避けようがない。しかし、自分が購入する側であれば、ある程度は自衛でトラブルを回避することもできなくはないのだ。皆さんもぜひ、今回のツイートを参考にして、楽しいメルカリライフを過ごしてほしい。
※サムネイル画像(Image:wichayada suwanachun / Shutterstock.com)※画像は一部編集部で加工しています