iPhoneユーザーの皆さんは、いつも端末本体をどこで購入されているだろうか。自他ともに認めるApple信者の筆者は、発売日に予約してAppleストアで受取るのがデフォルトだが、大半は携帯ショップや家電量販店で購入している人が多いかもしれない。このほかにも、iPhoneは値段が高いので、フリマアプリやオークションサイトで落札するという場合もあるため、入手経路は人それぞれである。
しかしiPhoneの中には、Appleストアなどの信頼できるお店から新品で購入したはずの端末でも、実は中古だったということがあるらしい。
今日は、今すぐ使えるiPhone術を日々発信しているインスタグラマー・なりお-iPhone便利術-@nario_life_さんオススメの『手持ちのiPhoneが新品か中古かを見分ける方法』について、皆さんにご紹介しようと思う。
フリマアプリやオークションサイトであれば中古品でも仕方がないが、お店で購入した新品と言われているiPhoneでも、そういったことが本当に起こるのだろうか。なりお-iPhone便利術-さんは、先日Instagramへ下記の文章とともに、手持ちのiPhoneが新品か中古かを見分ける方法を解説した動画を投稿した。
「【iPhone 新品or中古見分け技】
こんばんは!なりおです!
今回はあなたが今持つiPhoneが新品なのか中古なのかを一瞬で見極める裏ワザを解説!
新品で買ったつもりが実は中古だった!?なんてこともザラにあります。
この投稿を見ながら一緒にチェックしてみましょー!」
こちらの投稿には、1200件を超える「いいね!」が付き、20万回再生を記録。大きな反響を呼んでいる。それではさっそく、この投稿ついて詳しく解説していこう。
iPhoneを新品か中古か見分ける方法!
確認の方法としては、おなじみの「設定」アプリを開き、「一般」をタップする。その中から「情報」を選ぶと、「モデル番号」という項目が出てくるので、そこに注目してほしい。投稿者のなりお-iPhone便利術-さんは、動画の中で自身のモデル番号が「MGHU3J/A」であると例に出しているのだが、この英数字の羅列の最初の一文字がなんなのかで、iPhoneが中古かどうかわかるらしい。
なりお-iPhone便利術-さんの場合は「MGHU3J/A」で「M」からはじまるので、正真正銘の新品であるとのこと。この文字が「F」から始まる場合は、初期点検で不具合があったので作り直したという意味だそうである。
さらに、「N」は正規店に修理をだして本体交換をした端末で、「P」はオーダーメイドで作成した端末なのだそうだ。
筆者も自身のiPhoneをチェックしてみたところ、モデル番号は「MWM52J/A」となっていたため、どうやら新品のようである。発売日当日に買った端末なので、たしかに初期不良で戻された端末ではない。
ついでに、最近iPhoneを落として画面を割り、交換となった新しい端末を使用している家族にも、念のためモデル番号を確認させてもらったところ、なんと「N」からはじまっていた。「アップルケアで交換した端末は、完全な新品ではないらしい」との噂は前々から聞いていたが、まさか本当にそうだったとは…驚きである。
「F」が当たっても気を落とさないで!
この投稿を見たインスタユーザーたちからは、「Apple本店で新品で買ったのにFでしたよ…」との落胆の声をはじめ、「Mだった」「Fだったー」などと、さまざまなコメントが寄せられている。
思いがけず「F」だったことに、ショックを受ける人が続出してしまいそうだが、初期点検で不具合が発見されて作り直した端末は、他のiPhoneよりもチェックがしっかりと行われている分、挙動の面では安心できるのではないだろうか。
コメントによると、Appleの店舗で購入した場合でも、「F」のことがあるそうなので、発売から時間が経っているiPhoneシリーズの場合は、ランダムで「F」が当たるのだろう。
実は販売国も記載されている!
「MGHU3J/A」のスラッシュの一文字前の「J」は、どこの国で売られていたかがわかるらしく、「J」であれば日本だとのこと。ちなみに「CH」が中国で、「LL」がアメリカなど、各国によってアルファベットが振り分けられている。
また、末尾の「A」に関しては、何代目のモデルかということがわかるらしい。同じシリーズのiPhoneでも何度か作り直されているので、「A」は恐らく初代を指すのだろう。
最初の一文字がどのアルファベットであっても、機能は何も変わらない。ただ、ちょっとした小ネタとしては、とても面白いと思うので、皆さんも自身のiPhoneのモデル番号を、ぜひ時間のある時にチェックしてみてはいかがだろうか。
※サムネイル画像(Image:なりお-iPhone便利術-(@nario_life_)さん」提供)