皆さんはGoogleという企業をご存じだろうか。「Google検索のGoogleでしょ」という答えが日本中から返ってきそうだが、まさに、その「Google検索」を提供している企業のことである。実は、Googleは非常に遊び心のある企業であり、ユニークなアイデアを取り入れたサービスで、日々、多くのユーザーを魅了しているのだ。
今日は、Apple製品を10倍使いこなす方法などを日々発信しているインスタグラマー・マリエ-iPhoneアプリとApple活用術@marie_okawaさんが投稿した『Googleの隠しコマンド』について、皆さんにご紹介しよう。
今回の内容は、iPhoneユーザーだけでなく、Androidユーザーの皆さんも必見だ。それではさっそく、Googleの隠しコマンドについて詳しく解説していこう。
検索すると、画面が回る!?
Googleの隠しコマンドを入力するには、まずはじめにGoogleの検索画面を開く。そして、次に検索バーに「一回転」と入力し、検索してみてほしい。すると、なんとお使いのスマホの検索画面が、くるっと一回転するのだ。
とくに意味があるわけではないが、これはなんだか不思議でおもしい。さっそく、筆者も手元のスマホで「一回転」と入力し、無意味にぐるぐると回してみたが、思わず普段あまりしゃべらないような友達にまで、この隠しコマンドを教えたくなってしまった。
また、同じようにGoogleの検索バーで「斜め」と入力すると、通常の画面が若干右に傾いてくれる。下にスクロールしても斜めのまま進むという、一瞬バグったのかと焦るような表示になるのだが、これはこれでなんだか楽しい。Googleの遊び心には脱帽である。
他にもまだある隠しコマンド!
この投稿を読んだインスタユーザーたちからは、「やってきたー!なんじゃこりゃ!? だった楽しい」と絶賛する声や、「思わずやってしまった! おもしろ〜い」「思わずやっちゃった!すごいー!」と、自身のスマホでさっそく試してみたとの声が相次いでいた。
実は、このGoogle検索の隠しコマンド、まだまだ他にもあるらしい。
ここからは英語になってしまうのだが、「google gravity」と検索バーに入力し、検索結果の一番上に表示された「Google Gravity – Mr.doob」をタップする。すると、Google検索が重力に耐えかねて崩れ落ちてしまうギミックが作動するのだ。
ほかにも「google space」と検索バーに入力し、検索結果に表示された「Google Space – Mr.doob」を開くと、さっきとは真逆で、検索バーなどのパーツが無重力状態のようにフワフワと浮いたような画面を出すことができる。
上記2つは画面が崩壊するだけで、何か特殊な検索ができるわけではないのだが、皆さんもぜひ、おもしろいのでやってみてほしい。
Googleの収益は広告
Googleではクリスマスシーズンなどに期間限定で特設サイトを設け、ちょっとしたミニゲームなどもユーザーに無料で提供している。メインの検索だけでなく、クラウドサービスやマップなども無料で使うことができるため、Googleは一体どこで収益化しているのだろうと、疑問に思っている人も多いかもしれない。
筆者も不思議に思い、若い頃に一度、調べてみたことがあるのだが、Googleのサービスはそのどれもが広告収入で支えられているのだそうである。言われてみれば、検索しても関係ない広告が頻繁に出てくることがあったので、これが企業の収入となっていたのだ。
また、Googleには検索や買い物履歴などから得た、個人の趣味趣向を含むさまざまな情報が集約されているが、公式ホームページによると、決して個人情報を販売して収益を得ているということはないらしい。意外と一番心配している人が多いかもしれない、この点に関しては安心して大丈夫そうだ。
実際に、六本木のGoogleオフィスにお邪魔したこともあるのだが、とても綺麗でオシャレな会議室だったのをよく覚えている。詳しいことは、中の人でないためわからないが、世界中の頭のよい人が知恵を絞り、こうしたさまざまなサービスを無料で提供してもらっているのだと思うと、本当に感謝しかない。
このような大企業ですら、常に遊び心を忘れないのだから、筆者も日常の小さなことでクヨクヨしたりせず、大変な時こそ笑って過ごす心の余裕を持ちたいものだなと、あらためて思った次第である。
※サムネイル画像(Image:「マリエ-iPhoneアプリとApple活用術(@marie_okawa)さん」提供)