オシャレなSNSと聞いて、皆さんが最初に思い浮かぶのは、やはり「Instagram」なのではないだろうか。タイムラインには数々のキラキラした写真があふれ、見ているだけでワクワクした気持ちになれるInstagramは、幅広いユーザーに愛されている。
今日は、日本一わかりやすいストーリー加工を日々発信しているデジタルクリエイター・でんでん太鼓|インスタ職人@den.den_instaさんオススメの『ストーリーズのアイコンの枠を虹色にする方法』について、皆さんにご紹介しようと思う。
でんでん太鼓|インスタ職人さんは先日Instagramへ、ストーリーズのアイコンの枠を虹色にする方法を解説した動画を投稿した。
こちらの投稿には、2400件を超える「いいね!」が付いており、インスタ上で大きな話題となっている。それではさっそく、この投稿ついて詳しく解説していこう。
アイコン周りが虹色に!?
Instagramは通常のストーリーズを投稿すると、自分のアイコンの周りが暖色系のグラデーションでハイライトされる仕様となっている。今回ご紹介するのは、アイコンの周りを虹色にする方法だ。
やり方はとても簡単。ストーリーズの画面で、とあるスタンプを投稿するだけである。虹色になるスタンプはプライドスタンプと呼ばれており、カラフルなハートのスタンプ、髪の長いギャルのスタンプ、目のスタンプの三種類だ。この三つのうちのどれかをストーリーズで使用すると、アイコンの周りが虹色になるのである。
この投稿を見たインスタユーザーたちからは、「でんさんの投稿から僕もやってみました!! いつも本当にありがとうございます」と、さっそく試してみたとの報告や、「ぜひ、意味を知って使ってほしい」など、さまざまなコメントが寄せられていた。
意味を知って使ってほしいとのことだが、このスタンプにはどのような意味が込められているのだろうか。
レインボープライドの活動のひとつ!
実は、このカラフルなスタンプと虹色のアイコンは、性的マイノリティを支援する啓蒙活動に基づいているそうだ。この活動は、「レインボープライド」と呼ばれており、LGBTQの方々が差別や偏見にさらされず、前向きに生活できる社会の実現を目指したイベントなのだ。レインボープライドのシンボルは「虹」で、このカラーにはすべての人の多様性を尊重しよう、との思いが込められているとのことである。
このイベントが行われている期間は「プライドウィーク」といい、そのタイミングでInstagramにストーリーズを投稿すると、スタンプだけでなく、レインボープライドに関連したハッシュタグを使用した場合でも、アイコンの周囲が自動で虹色にハイライトされる仕組みなのだ。たとえば、「#pride」や「#lgbtq」などが対象のハッシュタグである。
2022年は、4月22日から5月8日までが「プライドウィーク」の開催期間だったので、現在は上記のハッシュタグやスタンプを使用しても、虹色にならないので注意が必要だ。
セクシャルマイノリティには、さまざまな種類がある
LGBTQなどの性の多様性については、年々理解が進んでいるものの、差別は完全に無くなってはいない。外国ではその権利を認める法律も徐々に整備されつつあるが、日本には「同性婚」や「パートナーシップ法」がまだないので、早急な議論が必要である。
厳密にいうと、セクシャルマイノリティにはさまざまな種類があり、LGBTQとひとくくりで語ることはできないので、この分野に少しでも興味があるという方は一度、詳しく調べてみてほしい。
差別と偏見は非常に似ているが、まったく別のものだ。自分の身に起こらないことを理解するのは非常に難しいが、わからないながらでも「知る」ことで、少しでもお互いが歩み寄れれば、見る目は必ず変わるはずである。
セクシャルマイノリティに関することだけでなく、常に一人ひとりが心の中に、多様性を認めることの大切さを忘れずにいられれば、世界はさらに平和になるはずだ。
※サムネイル画像(Image:「でんでん太鼓|インスタ職人(@den.den_insta)」さん提供)