スマホを使っていると、急に本体が熱くなって驚いたという経験はないだろうか。ほんのり暖かいレベルではなく、スマホケース越しにも熱が伝わるほどの場合は、すぐに適切な対処をしなければ、バッテリーの劣化などにもつながるため注意が必要だ。
今日は、今すぐ使えるiPhone術を日々発信しているインスタグラマー・なりお-iPhone便利術-@nario_life_さんオススメの『iPhoneが熱くなった時の対処法』について、皆さんにご紹介しようと思う。
iPhoneユーザーの皆さんは、ぜひチェックしてみてほしい。なりお-iPhone便利術-さんは、先日Instagramへ下記の文章とともに、iPhoneが熱くなった時の対処法を解説した動画を投稿した。
「【iPhone熱くなったらコレやろう】
こんばんは!なりおです!
iPhone触りすぎると熱くなることありません?
そんな時にまず絶対やっちゃいけないのが冷蔵庫で冷やすこと!
これしちゃうと逆にバッテリー劣化が進むのでやめましょう!
オススメは
①電源をオフにする
②ケースを外す
③アプリを消す 是非やってみてね!」
こちらの投稿には、1700件を超える「いいね!」が付き、大きな反響を呼んでいる。それではさっそく、この投稿ついて詳しく解説していこう。
発熱した時の対処法!!
iPhoneなどのスマホ類が発熱するのは、誰にでも起こりうることだ。熱くなる理由としては、本体か環境かのどちらかに原因がある場合が多い。本体の場合は、充電しながらの使用や、ストレージ容量の超過、OSのアップデート中なども本体が発熱する傾向にある。環境要因の場合は、高温の車内に放置したり、ケースやカバーを付けていることで熱が逃げなくなるなどだ。
なりお-iPhone便利術-さんは、もしも自分のiPhoneが発熱した場合は、まず電源を切るようにと伝えている。そうすることで、本体を休ませられるのだ。
次に、iPhoneに付けているケースやカバーを取り外す。これは、発熱原因が環境要因でなくとも、内部に籠った熱をいったん逃がす必要があるからだ。
そして、最後に「設定」アプリから、「一般」の「iPhoneストレージ」を選択し、使っていないアプリを消していく。「非使用のAppを取り除く」を有効にすれば、使用していないアプリを自動的に削除してくれるのでオススメだ。
発熱の放置は危険!
この投稿を見たインスタユーザーたちからは、「iPhone 13 miniにしてから、よく熱くなります。すごく参考になりました」との声や、「電源オフにすればいいのですね。参考になります」など、さまざまなコメントがリプライ欄に寄せられている。
スマホ本体の発熱はよくあることだが、何もせずに放置してしまうと、電源が付かなくなるというような事態にもなりかねない。発熱はバッテリーの劣化にもつながると書いたが、そもそも熱くなる原因として、バッテリーがすでに劣化している可能性もあるので、頻繁に発熱するようであれば修理に持っていくか、買い替えを検討するのも一つの手かもしれない。
筆者のiPhone 13 miniでも頻繁に本体が熱くなるのだが、決まって長時間にわたってスマホゲームに興じている時なので、使いすぎもよくないなと、最近は時間を決めて遊ぶように気を付けている。
発熱問題は開発における課題?
なりお-iPhone便利術-さんは動画の冒頭で、iPhoneが発熱しても絶対にNGな対処は、冷蔵庫で冷やすことだと述べている。急激な温度の変化は、iPhone内部に致命的なダメージを与える恐れがあるのだ。保冷材をあてて熱を取るなどの方法も、同様の理由から絶対にやってはいけない。
年々進化しているスマホだが、販売開始時からどの機種においても、発熱問題だけは解決できていないので、開発においては今後の課題と言えるだろう。
皆さんもお手持ちのiPhoneが発熱した時は、本日ご紹介した方法で上手に熱を逃がすようにしてみてほしい。
※サムネイル画像(Image:なりお-iPhone便利術-(@nario_life_)さん」提供)