2022年9月16日の朝、ついに全国でiPhone 14シリーズが発売された。各直営店ではおなじみの長蛇の列ができ、今年も大きな盛り上がりを見せている。処理速度やカメラ性能が向上した新作のiPhoneは、円安にもかかわらず根強い人気だ。
2022年9月16日に投稿された、開発室Graph@stu3dio_graphさんの「というわけで発売日ゲットしました〜!アップルストアで買うと「おめでとうございます〜」って拍手されるのほんとおもしろい。ちなみにお店出るとブローカーが「今すぐ現金で17万払うんで売ってくれ!」って声かけてきてこわい。」というツイートには、新作のiPhoneとApple Watchを掲げ、渋谷のアップルストア前で撮影した写真が添えられている。
今回は、こちらのツイートに関する詳細と、新作iPhoneの魅力について皆さんにご紹介したい。
店の外には怪しいブローカーも?
9月16日より販売が開始されたiPhoneの新作は、iPhone 14、iPhone 14 Pro、iPhone 14 Pro Maxの3機種だ。投稿者の開発室Graphさんは、iPhone 14 Proを無事に手に入れることができたようで、その喜びを今回のツイートに画像とともに綴っている。
iPhone 14 Plusの発売は少し先の10月7日なのだが、一足早く待望の14シリーズを手に入れることができた人たちは、テレビのニュースなどでも取り上げられていた。
開発室Graphさん曰く、店の外には謎のブローカーがさっそく購入者からiPhoneを買い取ろうとスタンバっていたようだが、予約して列を並び、さらに朝イチで受け取りに来るレベルのiPhoneファンが、購入早々に手放すわけがないと、なぜわからないのだろうか。無駄足とはまさに、このことである。
iPhone 14は何が変わった?
気になるiPhone 14のスペックだが、今までのシリーズとはどのような違いがあるのか、少し詳しく見ていこう。
iPhone 14における最大の進化は、やはりカメラの性能が向上したことである。昨年発売されたiPhone 13までは1,200万画素だったのだが、開発室Graphさんが手にしたiPhone 14 ProとPro MAXにおいては、4,800万画素になったそうだ。
画素数だけでなく、センサーもリニューアルされた結果、暗い夜景なども美しく撮影できるらしい。これはかなり大きな変化なのではないだろうか。
また、iPhone 14 ProとPro MAXには、最新のA16 Bionicチップが搭載されている。A16 Bionicチップとは、Appleが設計したSoC(集積回路)のことだ。このチップが搭載されたiPhone 14 Proシリーズは、今までのiPhoneとは比べものにならないぐらい、処理性能がアップしている。
気になるカラーバリエーションだが、iPhone 14およびiPhone 14 Plusは、ミッドナイト・スターライト・ブルー・Product(RED)・パープルの5色展開。新色のパープルは、女性にも人気が出そうなパステルカラーの可愛らしい雰囲気だ。iPhone 14 Pro及びiPhone 14 Pro Maxは、スペースブラック・シルバー・ゴールド・ディープパープルの4色展開となっている。
穴場は家電量販店!
新色として登場したカラーリングのブルーとパープルは、実物がとてもオシャレで、手に取るとうっとりするような美しさだ。残念ながら、iPhone 14からはminiが消えてしまったが、iPhone 13にはなかったPlusが5年ぶりに再登場しているので、逆に選択肢が広がった人も多いのではないだろうか。
カメラ性能の向上や処理速度のアップによって、これまでに販売されてきたiPhoneとの差別化を図ったiPhone 14シリーズ。読者の皆さんの中にも、これから購入を考えている人がいるかもしれない。
カラーや機種によって在庫状況は変わってくるが、予約せずにiPhoneを買いたい、長蛇の列を避けたいという人は、ビックカメラなどの大手家電量販店に行けば、販売開始直後の今のような時期でも、たいてい並ばずに手に入れられるので意外と穴場である。
筆者は現在、iPhone 13 miniを愛用しているので、14シリーズの購入は見送ろうと考えていたのだが、カメラ機能の向上や新作のカラバリ、実際に購入した人の嬉しそうなコメントなどを見てしまうと、やはり最新モデルが欲しくなってきてしまった。今年のクリスマスあたりには、自分へのご褒美として買い替えようかと絶賛検討中である。
※サムネイル画像(Image:「開発室Graph(@stu3dio_graph)」さん提供)