外食チェーン大手のすかいらーくグループが、配膳係として導入している可愛い猫型ロボット。これまでにもオトナライフでは、たびたびこの猫型ロボットについて取り上げてきた。猫型ロボットはガストやバーミヤン、ジョナサンなどのさまざまなファミリーレストランで働いているので、皆さんも一度は見かけたことがあるかもしれない。
2022年9月25日に投稿された、tama #ハタチ@tamacjpさんの「近所のガストのネコチャン、2台目が導入されていて名札がついてた」というツイートには、店員用の名札をもらった猫型ロボットの写真が添付されていた。この投稿には、28.9万件を超える「いいね」がついており、ツイッター上で大きな話題となっている。
今回は、こちらのツイートに関する詳細と、コメント欄に寄せられたさまざまな意見をご紹介したい。
猫型ロボットの名前は「とんかつ」!
猫型ロボットの胸についた名札には、「研修中」の文字とともに「とんかつ」という名前が書かれている。どうやらtama #ハタチさんの近所のガストでは、とんかつちゃんという猫型ロボットが、配膳の仕事に勤しんでいるらしい。ネーミングセンスの秀逸さはもちろんのこと、名札をもらって誇らしげな様子がツイートの写真からはにじみ出ており、なんとも言えない可愛さを醸し出している。
とんかつちゃんは二台目とのことなので、以前からこのガストでは他の猫型ロボットも働いているらしい。一台目の猫型ロボットがなかなかよい働きっぷりを見せたため、弟分としてとんかつちゃんの導入が決定したのだろう。
ツイート内ではとんかつちゃんだけしか取り上げられていないが、猫好きとしては、ぜひ、もう一匹の猫型ロボットの名前も知りたいところである。なお、うちの実家の猫は「コロッケ」という名前の茶トラなので、揚げ物つながりで妙に親近感をおぼえてしまった。
人気の猫型ロボット、怖いと言う声も
このツイートを見たツイッターユーザーたちからは、休憩中にスヤスヤと眠る他店舗の猫型ロボットの写真を添え「違うお店の子ですが、仕事ないから寝てましたw」と報告する声や、「2台いるとデッドロックおこすケースあり、店員さんに無理矢理移動されられてやめてにゃとか叫んだり、かわいいです」と、ロボット同士のやり取りが可愛いとの声もあがっていた。
ツイッターで頻繁に話題となるこちらの猫型ロボットだが、「2歳の娘はこれを見て大泣きでした笑」といった声もあり、一部の女児からは恐怖の対象として見られているらしい。文字にすると微笑ましい光景だが、筆者も幼い頃は、店先に鎮座するカーネル・サンダースが怖く、親とケンタッキーへ行くたびにビャービャー泣いていたので、本人からするとただ事ではないはずだ。
カーネル・サンダースはマネキンのようなただの置物なので、ある日を境に急に怖くなくなったのだが、猫型ロボットは自由にしゃべって店内を好きに動きまわるので、そういう意味では若干、慣れるまでに時間がかかる相手かもしれない。
ツイッター上では、大人からも「これ画像で見るぶんには可愛いけど実際めっちゃ静かに近づいてくるから地味に怖いんよな」とのコメントが寄せられていた。視線を上げると、いつの間にか横にいたというのは、たしかに大人でも不意打ちを食らってビックリしてしまいそうである。
人気の加速で導入先が増えるかも?
猫をモチーフにしたロボットは他にもたくさんあるが、今現在、日本で稼働中の猫型ロボットの中では、今回ご紹介した種類のロボットが一番の活躍を見せているのではないだろうか。
猫型配膳ロボットの主な職場は、今のところファミリーレストランがメインだが、人気が加速すれば、今後は病院やデイケアセンターなどでも導入が進むかもしれない。
見た目も可愛らしく、機能性もバッチリの猫型配膳ロボット。機会があれば、ぜひその働きっぷりを自分の目でチェックしてみてほしい。
引用元:【Pudu Robotics】
※サムネイル画像(Image:「tama #ハタチ(@tamacjp)」さん提供)