iPhoneにデフォルトでインストールされている「標準アプリ」。皆さんは、普段から標準アプリを活用しているだろうか。標準アプリは便利な物が多いのだが、アップデートでいつの間にか増えているため、「イマイチ使い方がわからないものがある」という方も意外と多いはずだ。
今日は、世界で一番わかりやすいiPhone活用術を日々発信しているインスタグラマー・ナベタ|iPhone超便利術@nabeta_68さんの投稿『このアプリ何に使うの?7選!』について、皆さんにご紹介します。
それではさっそく、この投稿について詳しく解説していこう。
実はあった、iPhoneの「電子説明書」
まず一つ目の謎アプリは、動画を撮るカメラのようなマークが描かれた緑色のアイコンのアプリだ。こちらは、「Facetime」と呼ばれるアプリで、Appleユーザー同士でビデオ通話ができる。高音質かつ通話料金も無料なので、まだ使ったことのない方はぜひ試してみてはいかがだろうか。なお、電話機能がないiPadにおいても、「Facetime」は利用することができる。
二つ目のアプリは、オレンジ色の家のマークが描かれた「ホーム」というアプリだ。このアプリでは、iPhoneから家電を遠隔操作することができる。iOS10の時に登場したアプリなので、皆さんも目にしたことがあるはずだ。なお、遠隔操作できる家電は、「HomeKit」と呼ばれるソフトウェアに対応した家電のみなので、「ホーム」をインストールしたからと言って、ただの炊飯器がいきなりスマート家電に変身するわけではない。
三つ目は、電球のマークが描かれた「ヒント」という標準アプリだ。「ヒント」は、iPhoneやiOSの新機能、アプリの活用方法などについて解説してくれるアプリである。iPhoneには説明書がないと思っていたが、このようなところに「ヒント」が転がっていたようだ。基本的な操作を学ぶのに使い勝手がよく、iPhone初心者にオススメのアプリなのだそうである。
iPhone独自の表計算アプリや文書作成アプリも!!
続いて四つ目のアプリは、黄緑色の背景にグラフのようなものが描かれた「Numbers」というアプリだ。筆者は正直、このアプリが一番謎で、使い方がわからず困っていたのだが、どうやらスマホ用の表計算アプリだそうである。「Numbers」では、Excel形式での保存ができるものの、完全な互換性があるわけではないらしい。
五つ目のアプリは、ブルーの背景に、なんだかよくわからないホワイトボードのようなアイコンが描かれた「Keynote」というアプリである。次第にアイコンから機能を推測する難易度も上がってきたが、こちらはスマホ用のプレゼンテーションアプリとのこと。30種類以上のテーマがあり、PowerPointのような感じだそうだ。
六つ目は、オレンジの背景に鉛筆と線が描かれた「Pages」というアプリである。こちらは、スマホ用の文書作成アプリで、Wordのようなものらしい。ただし、こちらも完全な互換性はなく、互換すると文字化けするという、まあまあ大きな爆弾を抱えている。
ラスト七つ目のアプリは、レーダーのようなものが描かれた「iPhoneを探す」というアプリだ。このアプリを使えば、iPhoneの場所を特定することができ、万が一、自分のiPhoneが紛失や盗難にあった際にも、位置を割り出すことができる。
「iPhoneを探す」で紛失したiPhoneを発見!!
iPhoneにデフォルトで入っている標準アプリ。皆さんは、今回ご紹介した7つすべての使い方をご存じだっただろうか。
なお筆者は、最後に紹介した「iPhoneを探す」で、紛失したiPhone13 miniを手元に取り戻した経験があるので、今もこのアプリだけは消さずに入れている。
ただし、「iPhoneを探す」を本来の目的で活用するには、紛失したiPhoneとは別のiPhoneかiPad、もしくはMacを持っていなければ使えないので、実際に探すとなると意外と条件は厳しいかもしれない。筆者は普段からiPhoneを二台持ちしているので、もう片方のiPhoneで落としたiPhoneを探すことができ、事なきを得た。
標準アプリを活用するかどうかはユーザー次第なので、自分が使うアプリ以外は、ホーム画面やiPhone上から削除しても、なんの問題もない。
Appleが開発したアプリはクオリティが高いものが多いので、もしも気に入った標準アプリがあれば、それを存分に活用することで、より便利なデジタルライフを送ることができるはずだ。
※サムネイル画像(Image:「ナベタ|iPhone超便利術(@nabeta_68)」さん提供)