皆さんは、素材のダウンロードサイトを利用したことはあるだろうか。チラシやフライヤーなどを個人で作成する際に、ちょっとしたイラストがあれば、見た目が華やかになる。しかし、自分ではなかなか絵がうまく描けないという人も多いはずだ。そのような時、イラスト素材のダウンロードサイトが非常に役に立つ。
2022年10月14日に投稿された、オクシン@OKU_MAYAさんの「個人的に便利すぎて感動が凄い」というツイートには、ドット絵素材のダウンロードサイト「DOTOWN」を紹介した画像が添えられていた。
この投稿には、1.7万件を超える「いいね」がついており、ツイッター上で大きな話題となっている。
今回は、こちらのツイートに関する詳細と、リプライ欄に寄せられたさまざまな意見をご紹介したい。
「DOTOWN」の魅力とは?
ツイートで紹介された「DOTOWN」は、無料でドット絵の素材をダウンロードできるサイトである。約800点の商用利用可能なイラスト素材を配布しており、UIも見やすく検索性も高い。投稿者のオクシンさん曰く、背景も透過されているので、素材としての使い勝手もよいとのこと。
少し粗めの可愛らしいドット絵が魅力の「DOTOWN」だが、なんと元任天堂のデザイナーが手掛けたイラストデザインなのだそうだ。「DOTOWN」は、2022年のグッドデザイン賞も受賞しているそうで、リリース以降多くのユーザーに愛されている。
偶然にも、筆者は元任天堂出身のライターなのだが、調べてみたところ新卒時代に同じ部署の先輩だった方が、今回のサイトを手掛けていた。自分が思っていたよりも、意外と世間は狭かったようである。
ドット絵は密かなブーム!?
このツイートを見たツイッターユーザーたちからは、「ドット絵がこんな簡単に手に入るなんてびっくりです!」と喜ぶ声や、「妙に懐かしい感じがしていいですね。スイミーかわいい」「ドット絵の図解とかもおもしろそうですね」「ファミコン思い出しました」など、さまざまなコメントがリプライ欄には寄せられていた。
たしかに、ファミコン世代の方は、ドット絵を見ると懐かしい気持ちになる人も多いのではないだろうか。最近では、レトロなピクセルアートに魅力を感じる人も増え、インディーゲーム界隈では、あえてドット絵を使用したゲームを制作しているチームも珍しくない。
「NFTアート」と呼ばれる、ブロックチェーン技術やNFTの技術を応用して作られた、唯一無二の価値を持つWeb上のデジタルアートでも、ドット絵を用いた作品が市場に多く出回っている。
『CryptoPunks』というNFTアートのシリーズでは、「DOTOWN」のようなドット絵ですべてのイラストが描画されており、ひとつのドット絵イラストの最高落札額がなんと10億円を超える作品まであるのだ。ドット絵は今、密かなブームなのかもしれない。
筆者のイチオシは「ホタル」と「赤鬼と青鬼」
「DOTOWN」でダウンロードできるイラストは、どれも味があってかわいいが、筆者はとくに「生き物」カテゴリーの「ホタル」と、「季節・イベント」カテゴリーの「赤鬼と青鬼」のクオリティが高くて、とても気に入っている。一見、簡単そうにも見えるが、センスがないとなかなか描けそうで描けないところも、ドット絵の大きな魅力なのではないだろうか。
ダウンロードしたドット絵は、Slack上で仕事のやり取りする際の絵文字として活用しても楽しそうである。
「DOTOWN」の利用については、規約の範囲内であれば、基本的に連絡の必要なしで個人、法人、商用、非商用問わず無料で使えると、サイト内に明記されている。ホームページや広告、自作のゲームなどさまざまな媒体で活用可能なので、皆さんもぜひチェックしてみてはいかがだろうか。
●DOTOWN→こちら
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※サムネイル画像(Image:「オクシン(@OKU_MAYA)」さん提供)