皆さんは、日頃から意識的に貯金をしているだろうか。思わぬ病気や事故など、万が一、何かお金が必要な出来事が起きた時のために、常にいくらかは用意できるよう心がけておくのが望ましい。しかし、お金というものは、なかなか思うように貯まらないものである。
2022年10月18日に投稿された、ひさ|お金を図解する人@hisa_fireさんの「これマジな話です。お金を貯めるには『行動習慣の見直し』が超重要。ここが運命の分かれ道。①いまお金を使う②その分貯金する③その分投資する。どの道を選ぶかで、20年後の資産額が変わる。すべて投資に回せば1485万円。消費すれば-972万円。その差2457万円。習慣が変わればもっと人生は自由になる。」というツイートには、日々の行動習慣を変えることで効率的にお金を貯める方法を紹介した画像が添えられていた。
この投稿には、2500件を超える「いいね」がついており、ツイッター上で大きな話題となっている。
今回は、こちらのツイートに関する詳細と、リプライ欄に寄せられたさまざまな意見をご紹介したい。
これマジな話です。お金を貯めるには『行動習慣の見直し』が超重要。ここが運命の分かれ道。①いまお金を使う②その分貯金する③その分投資する。どの道を選ぶかで、20年後の資産額が変わる。すべて投資に回せば1485万円。消費すれば-972万円。その差2457万円。習慣が変わればもっと人生は自由になる。 pic.twitter.com/omi8FGIGLV
— ひさ|お金を図解する人 (@hisa_fire) October 17, 2022
飲み会に行かず、そのお金を貯金・運用したら?
ツイートでは、日々のちょっとした行動習慣を見直すことで、1カ月後、1年後、20年後の資産額の変化をわかりやすく図で解説している。
たとえば、毎週末1回あたり3000円の飲み会に行く場合。3000円×月4回だと、1カ月の支出は1.2万円となる。1年後には14.4万円、20年後には288万円がいつの間にか飲み代に消えている計算だ。
呑み助の筆者も、よく飲み会に参加するタイプなのだが、1回あたりに使う額が3000円で収まるわけもなく、なおかつ行く回数も週1どころの騒ぎではない。通りでお金が貯まらないわけである。
もしも、上記の飲み会に行かないと決めた場合。飲み代に使うはずだった月1.2万円を、仮に年利0.1%の貯金に回すとすれば、20年後には291万円が手元に残る。貯金ではなく年利4%の投資に回した場合は、1年後には14.7万円、20年後にはなんと440万円もの大金が手に入ることになるのだ。
今まで何気なく使っていたお金を投資に回すことで、実はかなり効率よくお金を貯めることができるというわけである。
行動習慣はメリハリが大事!
このツイートを見たツイッターユーザーたちからは、「こうやって習慣を一気に比較されるとより身が引き締まりますね。今一度行動を見直していきます!」と、比較表を今後の行動指針に役立てたいとの声や、「「習慣が変わればもっと人生は自由になる」いい言葉。節約って心や生活を窮屈にすることじゃないんですよね。未来に自由をキープしておくことなんだと思います」「これすごくわかりやすいですよね。まさにこのメリハリを理解できれば、人生はきっと豊かになりますね」など、さまざまなコメントがリプライ欄には寄せられていた。
最後の「メリハリが大事」というコメントは、行動習慣どころか生活習慣もグズグズの筆者が、しっかりと心に刻んでおかなければならないこと第一位である。
今回の図解では飲み会のほかに、ペットボトル飲料やたばこ、コンビニでの買い物などが例にあげられていたが、ツイートで紹介された以外にも見直すべき行動習慣は多くあるはずだ。
まずは、つもり貯金からはじめよう!
「お金がない」「貯金ができない」と嘆いている人は、まず目の前の無駄遣いを控え、そのお金を投資に回してみよう。
もちろん、すべての趣味や嗜好品を今すぐやめてしまえということではない。なんとなく続けていることや、ルーティン化している自分の癖などを見直して、買ったつもり・やったつもり貯金をしていこうという話である。
最初から投資に回そうと意気込むと、ハードルが高いかもしれないので、まずは貯金箱にお金を入れていくだけでもよい。投資の運用はつもり貯金に慣れてからでもOKだ。
皆さんもちょっとした日々の行動習慣を見直して、資産額を増やしてみてはいかがだろうか。
※サムネイル画像(Image:「ひさ|お金を図解する人(@hisa_fire)」さん提供)