皆さんは普段、スマホで撮影した写真や動画をどのように管理しているだろうか。最近では、さまざまなクラウドサービスが登場しているので、それらを利用してスマホ本体の空き容量を確保しているという人も多いはずだ。では、いくつかあるクラウドサービスの中で、一体、どれを選ぶのが一番いいのだろう。
2022年10月22日に投稿された、ゆうき /サブスクのPro@YukiSubscさんの「【クラウドサービス比較一覧】スマホに保存した写真の管理しっかりできていますか?」というツイートには、3つのクラウドサービスを比較した画像が添えられていた。この投稿には、470 件を越える「いいね」がついており、ツイッター上で話題となっている。
今回は、こちらのツイートに関する詳細と、リプライ欄に寄せられたさままざまな意見をご紹介したい。
どれがいい? クラウドサービス3つを比較!!
ツイートに添付されている表では、Amazon Photos・iCloud・Googleフォトの3種類のクラウドサービスの比較がされている。
まずは、Amazon Photosから詳しく見ていこう。
こちらのクラウドサービスは、写真は無制限、動画は5GBまで無料で保存できるという大きな特徴がある。ただし、Amazon Photosを使うためには、Amazonのプライム会員になることが必須だ。プライム会員になるには月額500円、もしくは年間4,900円が必要なのだが、会員になるとAmazon Photos以外にもさまざまな特典が用意されている。音楽や映画が見放題のサブスクや、Amazonでの買い物における配送料も無料となるので、入って損することはない。
ツイートの比較表によると、Amazon Photosはファミリーフォルダが利用でき、最大5人まで共有可能なことも大きなメリットとしてあげられている。
続いては、iPhoneでおなじみのiCloudだ。
iCloudは保存容量が5GBまでであれば、無料で利用することが出来るクラウドサービスである。50GBからは月額130円かかり、200GBでは月額400円、2TBだと月額1300円の追加料金が必要だ。
先ほどのAmazon Photosと比べると、少し高いようにも感じるが、iPhoneをお使いの方であれば、バックアップを自動で取ってくれるため、起動の手間がかからないというメリットがある。また、単語検索などの機能も充実しており、iCloud上で探したい写真をすぐに見つけ出せるのもポイントのひとつだ。
Googleフォトは書類データの保存にも対応!!
ラストは、すでにお使いの方も多いGoogleフォトだ。
Googleが提供しているクラウドサービスで、15GBまでであれば無料で利用することが出来る。2021年5月で容量無制限かつ無料のプランが終了したので、そのタイミングから別のクラウドサービスに移行した人も多いかもしれない。
プランが変わる前に、すでにGoogleフォトへ15GB以上のデータを保存しているという方は、早めに有料プランを契約しなければ、コンテンツを削除されてしまう可能性が高いので気を付けよう。
Googleフォトには、自動で写真をコレクションしてくれるという便利な機能も備わっている。iPhoneだけでなく、Androidやブラウザからでも利用できるので、かなり使い勝手がよいクラウドサービスだ。Googleフォトは写真や動画だけでなく、書類データなどの保存にも対応しているほか、自動でタグ付けも行ってくれるのが大きな特徴である。
常に最新のサービス内容をチェックしよう!
このツイートを見たツイッターユーザーたちからは、「アマプラこんなところでも使えるのですか…もう自動車保険も使えるって言われても驚かないですね」と、Amazonのサービスの幅広さに驚きを隠せないとの声や、「Amazonが強すぎますね!!まだ使ってなかったのでこれを機に使ってみようと思います」と、Amazon Photosの容量無制限で無料という太っ腹さに、さっそく使ってみたいとの声が相次いでいた。
用途に応じてお好みのクラウドサービスを選ぶのが一番だが、やはりお得さで言えば、断然Amazon Photosかもしれない。筆者は現在、Googleフォトを利用しているが、この機会にAmazon Photosへ乗り換えてみようかなと考えている。
一点だけ注意事項があるとすれば、以前のGoogleフォトのように、クラウドサービスは途中でサービス内容の改変があるかもしれないので、常に最新情報をチェックしておくのがオススメだ。
皆さんもぜひ、クラウドサービスを上手に利用して、スマホのデータ管理に役立ててみてはいかがだろうか。
※サムネイル画像(Image:「ゆうき /サブスクのPro(@YukiSubsc)」さん提供)