大手ネット通販サイトのAmazonでは、ひんぱんにさまざまなセールが開催される。皆さんも過去に一度は、Amazonの「タイムセール祭り」や「プライムデー」などで、普段よりも安い価格で欲しい物をゲットした経験があるのではないだろうか。しかし、実は普段からAmazonにおける商品の価格はよく変動しているため、セール期間中であっても本当に安く買えているかどうか、実際のところはわからないという人も多いはずだ。
2022年10月31日に投稿された、オクシン@OKU_MAYAさんの「これテストに出ます。Amazonタイムセール祭りで効率よく買い物したい人は知っておいて損しないので見てほしい。「安い」という理由だけで、購入するとロクなことがないから気をつけようね。あと、みんなのオススメ商品教えてくれたら嬉しい」というツイートには、Amazonで買い物をする際に必ずチェックしておきたい、便利なサービスを紹介した画像が添えられていた。
この投稿には、1800件を超える「いいね」がついており、ツイッター上で大きな話題となっている。
今回は、こちらのツイートに関する詳細と、リプライ欄に寄せられたさまざまな意見をご紹介したい。
これテストに出ます。Amazonタイムセール祭りで効率よく買い物したい人は知っておいて損しないので見て欲しい。「安い」という理由だけで、購入するとロクなことがないから気をつけようね。あと、みんなのオススメ商品教えてくれたら嬉しい pic.twitter.com/aZ2i00AFIz
— オクシン (@OKU_MAYA) October 30, 2022
「サクラチェッカー」って、どのようなサービス?
ツイートでは、膨大なAmazonの出品の中からステマやサクラ評価を見抜くサービス「サクラチェッカー」と、欲しい商品の日々の価格推移が一目でわかる「Keepa」、そしてAmazon内で怪しい商品を排除するコードについての詳しい解説がされている。
画像や文字でしか情報が得られないネットでの買い物を行う上で、購入者のレビューは商品について知るための大きなチェックポイントとなるわけだが、Amazonで売られている商品の中には、明らかに怪しいレビューが多く存在しているのは、読者の皆さんもすでにご存じのはずだ。
「サクラチェッカー」では、「価格・製品」「ショップ情報・地域」「ショップレビュー」「レビュー分布」「レビュー日付」「レビュー&レビュアー」「怪しい日本語のサクラレビュー」「ライバル社からの悪評」の全8項目から、自動でサクラレビューを見抜いてくれるらしい。商品から「サクラ度99%」のレビューが検出された場合には、なぜその結果になったのかもわかりやすく教えてくれる。
Amazonで商品を購入する際は、「サクラチェッカー」を見るひと手間を惜しまないことで、より安心かつ安全な買い物ができるはずだ。
「Keepa」を活用して上手に買い物しよう!
続いては、Amazonに出品されている商品の日々の価格変動がわかる「Keepa」というサービスだ。「Keepa」で欲しい商品を調べると、現在の販売価格がいくらなのか、また、過去と比べて価格はどのくらい安くなったのかなどの情報をグラフで見ることが出来る。
筆者は以前、旅行用のトランクを買うためにAmazonを見ていたのだが、欲しい商品がタイムセールで安くなっていると知り、念のため「Keepa」で価格変動を調べたところ、何のセールも開催されていない3週間前の方が、実際の値段としては安く売られていた。
タイムセールやプライムデーの期間中は、定価よりも安くはなっているものの、長い目で見るとそれほどお得な買い物ではない場合も多くある。「Keepa」を使えば、数日前に値上げをすることで、セール期間中の値下げ率を大きく見せていないかなどのチェックをすることも可能だ。
最後は、Amazon内で怪しい商品を排除するコードだが、商品検索結果のURL末尾に「&emi=AN1VRQENFRJN5」を追加で入力することで、Amazon以外の販売会社の商品が表示されなくなる。「サクラチェッカー」と「Keepa」に加えて、コードもチェックしておけば、ある程度は胡散臭い商品が排除できるはずだ。
ネットショッピングは、だまされないための自衛が必要
このツイートを見たツイッターユーザーたちからは、「こんな便利なサービスがあるんですね!サクラは口コミが信用できなくなるので困ってました…いい意見ばっかりが胡散臭く思えてしまって」と、普段からレビューには疑いの目を向けていたとの声や、「これは便利ですよねー!底値じゃないときに買わざるを得ないときはちょっとショックw」と、「Keepa」を使うと底値がわかるのでつらいといった声など、さまざまな意見がリプライ欄には寄せられている。
欲しい物が買った翌日に手元へ届く「Amazon」。非常に便利で使いやすいショッピングサイトだが、出店者の数が多ければ多いだけ、にせの商品や価格のうそにだまされないための自衛が必要だ。読者の皆さんもAmazonを利用される際は、ぜひ「サクラチェッカー」と「Keepa」をあわせてチェックするようにしよう。
●株式会社エムフロ→こちら
●Gamerch|ゲーム攻略Wiki→こちら
●Craudia|副業&在宅ワーク・クラウドソーシング→こちら
●Coin Choice|ブロックチェーン・仮想通貨ニュース→こちら
●アメフリ|ポイ活・お小遣いが稼げるポイントサイト→こちら
※サムネイル画像(Image:「オクシン(@OKU_MAYA)」さん提供)