皆さんは日頃から、パソコンを使う際にショートカットキーを活用しているだろうか。よく使う操作だけでもキーを覚えておけば、作業のスピードは格段に速くなる。さまざまなショートカットキーをマスターすれば、今よりも時間に余裕を持って、日々の業務に取り組むことが出来るようになるはずだ。
2022年11月1日に投稿された、みっちー|パソコンに詳しい人@mittii_bizさんの「マウスを使わない操作。Windowsの画面を切り替えるのは【Alt+Tab】 Chromeのタブの切り替えは【Ctrl+Tab】 Excelでシートを移動するのは【Ctrl+PageUp】【Ctrl+PageDown】 Googleスプレッドシートのシート移動は【Alt+↑】【Alt+↓】 Zoomでつかえば、一目置かれますよ。」というツイートには、290件を超える「いいね」がついており、ツイッター上で話題となっている。
今回は、こちらのツイートに関する詳細と、リプライ欄に寄せられたさまざまな意見をご紹介したい。
マウスを使わない操作。
Windowsの画面を切り替えるのは【Alt+Tab】
Chromeのタブの切り替えは【Ctrl+Tab】
Excelでシートを移動するのは【Ctrl+PageUp】【Ctrl+PageDown】
Googleスプレッドシートのシート移動は【Alt+↑】【Alt+↓】
Zoomでつかえば、一目置かれますよ。
— みっちー|パソコンに詳しい人 (@mittii_biz) October 31, 2022
覚えておくと便利なショートカットキー
ツイートで紹介された4つのショートカットキーは、どれも覚えておくと非常に便利である。
Googleスプレッドシートのシート移動に関しては、Windowsであれば【Alt+↑】【Alt+↓】で問題ないが、お使いのパソコンがMacの場合は【Option+↑】【Option+↓】を入力しよう。Excelでシートを移動する【Ctrl+PageUp】【Ctrl+PageDown】の操作も、Macの場合は、【Option + →】【Option + ←】で代用可能だ。
また、キーボードの種類によっては、キーの印字が【PageUp】【PageDown】ではなく、【PgUp】【PgDn】と省略されている場合もあるので、該当のキーが見当たらない場合はこちらを押すようにして欲しい。
上記の他にも、スプレッドシートシート関連のショートカットキーとして、Windowsの場合、行の先頭に移動するには【Home】、シートの先頭に移動するには【Ctrl+Home】、行の末尾に異動するには【End】、シートの末尾に異動する場合は【Ctrl+End】で、操作時間を短縮することが出来る。
Macの場合、行の先頭に移動するには【fn+←】、シートの先頭に移動するには【⌘+fn+←】、行の末尾に異動するには【fn+→】、シートの末尾に異動する場合は【⌘+fn+→】だ。
ちなみにこれは余談だが、Macのキーボードで見かける【⌘】というマークは、「コマンド」と呼ばれる記号らしい。筆者は長い間、勝手にこのマークのことを「四葉」と呼んでいたが、最近ちゃんとした名称があると知って驚いた。
ショートカットキーを使いこなせる人はカッコいい!!
このツイートを見たツイッターユーザーたちからは、「効率化はもちろんですが、シンプルに使えるとカッコいいですよね」と、ショートカットキーを使うとこなれ感が出るといった意見や、「マウスを使わないと時短まっしぐらですね!!」「めっちゃ仕事できる人に見られますね」「マウスやトラックパッドなしでサクサクっとやれるとかっこいいですよね〜」など、さまざまなコメントがリプライ欄には寄せられている。
一つひとつコメントを見ていると、やはり多くのパソコンユーザーがショートカットキーを使いこなせる人に対して「カッコ良い」という印象を持つようである。サササッとショートカットキーで操作を行えば、業務における効率の向上だけでなく、「あの人はパソコンが出来る人だ……!!」という、周囲からの信頼も獲得できそうである。
ショートカットキーは指で覚えよう!
WindowsとMacでショートカットキーは微妙に違うので、両方のパソコンを使っている方は、覚えるのが少し大変かも知れない。筆者は学生時代から20年以上ずっとMacを使い続けていたのだが、半年ほど前からWindowsをメインPCとして使い始めたため、まだまだ知らないショートカットキーがたくさんある。
ショートカットキーは、どれも頭で覚えようとすると意外と難しい。キーの組み合わせではなく、指の動きで覚えられるよう、よくする操作は日頃から積極的にショートカットキーを使って、入力の仕方を忘れないようにしたいところだ。
皆さんもぜひ、便利なショートカットキーを使いこなして、業務の時短に役立ててみてはいかがだろうか。