コスパのよさや耐久性、優れた性能などから、幅広い年齢層に支持されているファッションブランド「ユニクロ」。皆さんも一度はユニクロで服を買った経験があるのではないだろうか。コラボTシャツなどはとくに人気で、朝イチで行かないと売り切れてしまう場合も多い。筆者の家にも、ユニクロで購入したTシャツが何枚かあるのだが、予想以上に丈夫で長持ちだ。中には年単位で愛用しているものもあり、買った時期がいつだったかまでは、まったく思い出せなかったりもする。
2022年11月20日に投稿された、はやしマーケット@hayashi_marketさんの「えるしつているか、ユニクロ製品はタグを見れば製造年がわかる 000-XXXXXX(74-00) 7…製造年(2017年製) 4…季節 1春2夏3秋4冬」というツイートには、1.7万件を超える「いいね」がついており、ツイッター上で大きな話題となっている。
今回は、こちらのツイートに関する詳細と、リプライ欄に寄せられたさまざまな意見をご紹介したい。
製造年を知ることで、おおよその購入時期がわかる!!
8…製造年(2018年製) 4…季節 冬
筆者が今までユニクロで購入した服は、いつ買ったかなど覚えていないものがほとんどだったが、製造年を知ることができれば、おおよその購入時期も思い出せるだろう。
さっそく、今年に入ってから購入した、ユニクロとYALE大学のコラボTシャツを引っ張り出して、製造年がいつなのかを調べてみた。こちらは、最近買ったものなので、恐らく2022年の春か夏に製造されているはずである。
タグには、341-456133(22-01)との記載があり、ツイートのやり方で該当の数字をチェックすると22になり、製造年は2022年夏という予想通りの結果となった。なるほど、たしかにこれは少々おもしい。
この他にも、旦那に着せてやろうと、おもしろ半分で購入した、葛飾北斎の渋いコラボTシャツの製造年もチェックすることに。タグには、341-431792(02-08)と書かれていたので、02から2020年夏の製造だとわかる。調べるまですっかり忘れていたが、言われてみれば、このTシャツは池袋のユニクロで2020年に買った気がしないでもない。
すでに2年も着ていると思うと、買い替えの時期だろうか。そろそろ新しいおもしろTシャツを探しに行くタイミングかもしれない。
製品によっては、劣化で文字が見えないかも？
このツイートを見たツイッターユーザーたちからは、「良い情報をありがとうございます。片っ端から調べてみます」と、さっそく自分の服のタグを見てみようと思ったとの声や、「捨てちゃったけど見とけば良かった」と、お気に入りの服をすでに手放してしまったことを後悔する声など、さまざまなコメントがリプライ欄には寄せられている。
たしかに、この製造年を知る裏技は、やり方を聞くと、自分の持っているユニクロのアイテムがいつ頃に製造されたものだったのか、つい調べてみたくなってしまう。製品によっては、洗濯による劣化などで、すでに文字が見えなくなっているものもあるかもしれないが、実際に自分の目でチェックしてみると、暗号のようで意外とおもしろい。
タグには、ツイートで紹介された文字列の他にも、いろいろな数字が記載されているので、これらの意味も気になるところだ。
買い替え時期の目安にも◎
ファストファッション系の服においては、深い思い入れがあって買う人はかなり少ない。高級ブランドの服であれば、ボーナスや初任給などの少し特別な時に思い切って買うことが多いので、何年経ってもその服のエピソードを覚えていたりするが、ユニクロのヒートテックや靴下、Tシャツなどは、誰でも気軽に買える値段設定なので、深く考えずにかごに放り込む人がほとんどだ。
しかし、安価にもかかわらず、ファストファッションの服は妙に着やすかったりもするので、気づけばボロボロの服を着ていたという状態にもなりかねない。今回のツイートで紹介された方法で、後からおおよその製造年がわかれば、自分が何年ぐらい着ているかもわかるので、買い替え時期の目安にもなるだろう。
逆に言えば、何年も前の服なのに、ほとんど汚れていなかったり、新品並みに綺麗な場合は、無意識のうちに好んで着ていない服だということがわかるため、手放す基準にもなるかもしれないので、皆さんもぜひ、手持ちのユニクロアイテムをこの機会にチェックしてみてはいかがだろうか。