「申請すればもらえるお金まとめ」いくつ知ってる? – 再就職手当・未払賃金立替制度など

生きていると、いろいろなことがある。結婚や出産などのおめでたいものから、病気や怪我などの思いがけないアクシデントまで、人生は山あり谷ありだ。

2022年12月13日に投稿された、ゆうき |大晦日まで毎日図解ツイート@YukiSubscさん「【見逃し厳禁】申請すればもらえるお金 まとめ」というツイートには、申請すればもらえるお金を一覧にまとめた画像が添えられていた。この投稿には多くの「いいね」がついており、ツイッター上で話題となっている。

今回は、こちらのツイートに関する詳細と、リプライ欄に寄せられたさまざまな意見をご紹介したい。

申請すればもらえるお金12選!

それではさっそく、申請すればもらえるお金には、どのようなものがあるのか見ていこう。

投稿者のゆうき |大晦日まで毎日図解ツイートさんは、「傷病手当金」「児童手当」「児童扶養手当」「こどもみらい住宅支援事業」「未払賃金立替制度」「住宅リフォーム助成制度」「労災保険の休業(補償)給付」「失業給付(基本手当)」「再就職手当」「定住支援(促進)手当」「遺族基礎年金」「教育訓練給付金」の12個の制度を図解で紹介している。

(画像は「ゆうき |大晦日まで毎日図解ツイート(@YukiSubsc)」さん提供)

(画像は「ゆうき |大晦日まで毎日図解ツイート(@YukiSubsc)」さん提供)

読者の皆さんの中には、上記の制度を実際に利用したことがあるという方もいらっしゃるかもしれないが、今回は12個の中でとくに覚えておくといいものを、3つピックアップして、詳しく解説していきたい。

つらいときには、休んだっていい!

まず一つ目は、傷病手当金だ。会社員の方が、病気や怪我などの事情で会社を長期で休むことになった場合、勤務先が加入する健康保険組合から傷病手当金が支払われる。もらえる額は給料よりも少ないのだが、傷病手当金を申請しておけば、それなりにゆっくりと療養に専念できるはずだ。なお、申請には医師の診断書が必要である。

筆者個人の意見としては、この制度はぜひ、躊躇せずに利用してほしい。人生は長いので、つらいときには休んだっていいのだ。

続いて二つ目は、児童扶養手当である。こちらは、ひとりで子どもを育てる親への経済的支援を行うための給付金だ。母子家庭の方だけでなく、父子家庭でも受け取ることができる。両親の離婚や死別だけでなく、婚姻していない男女から子どもが生まれた場合などでも、支給対象となるので覚えておこう。

三つ目は、未払賃金立替制度だ。自分の働いている企業が倒産した場合、給料が支払われないまま退職に追い込まれるというケースも稀にある。その際、国が未払いの賃金を建て替えることで、労働者を救済するのがこの制度だ。人生で一度あるかないかの話だとは思うが、いざという時にこうした制度が存在するということは覚えておいてほしい。

万が一に備えて、ブックマークを!

このツイートを見たツイッターユーザーたちからは、「こういうの全然、知らないので助かります!!!」「これは保存して見返したい!!!」といった声や、「お子さんがいる家庭は、なおさら必見ですね」など、さまざまな声がリプライ欄には寄せられている。

申請すればもらえるお金について知っておくことは、自分が損をしないためだけでなく、これから先の未来に対する心の余裕にもつながるのではないだろうか。そして、もし自分の親しい人がこれらの制度に該当するようであれば、ぜひ、教えてあげてほしい。

人生という荒波の航海においては、誰しも思いがけないトラブルに見舞われることがある。これはもう、どれだけ丁寧に暮らしていようと、避けようがないことなのだ。

思いがけない事態に直面した際、自分やあなたの大切な人を救ってくれる救済措置となる制度があるかもしれないということを、常に頭の片隅に置いておくことで、少しでも生きやすくなれば幸いである。

※サムネイル画像(Image:「ゆうき |大晦日まで毎日図解ツイート(@YukiSubsc)」さん提供)

オトナライフ編集部
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