年末年始や新年会などの集まりごとが多い。しかし、こうした飲み会の席で話題に困った時、皆さんは一体どうしているだろうか。あまり喋るのが得意ではないという方でも、場を盛り上げなければいけない場合、ちょっとした「マジック」を披露するというのも一つの手である。
今日は、マジック歴10年のストリートマジシャン・マジシャンVEVE@magician_veveさんオススメの『iPhoneを使った簡単マジック』について、種明かしも含めて皆さんにご紹介しようと思う。
マジシャンVEVEさんは、先日Instagramへ下記の文章とともに、iPhoneの計算機アプリを使ったマジックのやり方を解説した動画を投稿した。
【種明かし】iPhoneを使った簡単マジック Androidの方はゴメンナサイ
こちらの投稿には、2300件を超える「いいね!」が付いており、インスタ上で大きな話題となっている。それではさっそく、この投稿について詳しく解説します。
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マジックのやり方と種明かし
用意するものは、iPhoneと紙コップの2つだけだ。使用するiPhoneは、初期アプリの「計算機」を起動しておこう。
マジックの手順は、まずiPhoneの計算機画面に「3」という数字を6桁入力する。「333,333」と表示されればOKだ。
次に、「3」を指で右にスライドするように摘まむ動作を行い、近くに置いてある用意した紙コップに入れていく。
紙コップに「3」が入るのは目に見えないが、パントマイムの要領で、どんどん「3」を移していこう。
すべての「3」を紙コップに入れ終わって、電卓に「0」が表示されたら、紙コップをひっくり返してiPhoneに当てる動作を行う。
すると、一瞬で計算機の表示画面に「333,333」という数字が戻り、まるで紙コップから「3」が移動したように見えるのだ。
続いては種明かしだが、今回のマジックに使う数字は「3」である必要はなく、好きな数字なら「1」でも「2」でも大丈夫である。
気に入った数字をいったん入力した後、忘れずに「+0」を押せば、ひとまず準備は完了だ。
ここからは、マジックの手順と同じように、先ほど入力した数字を電卓に打ち込む。
iPhoneの計算機アプリは、左右どちらかに数字をスワイプすることで、下一桁を消すことが出来る仕様となっているため、数字を摘まむ動作をしながら、スワイプで数字を消していこう。
紙コップをひっくり返す際に、こっそり計算機の「=」を押すと、先ほど一番最初に入力した数字「+0」で、再び消したはずの数字が画面に表れるのだ。
この投稿を見た人たちの声
この投稿を見たインスタユーザーたちからは、「めちゃ面白い〜」「考えたのセンスあるな」といった称賛の声や、「楽しく私にも出来そうなので お正月に孫ちゃんを驚かして見たいです」「オー、忘年会のネタに使わせて貰います」と、さっそくチャレンジしてみたいとの声など、さまざまなコメントがリプライ欄には寄せられている。
また、コメントの中には「最後にプラスが反応してるからバレやすいかも。333333+0×333333でやるほうがいいかも」といった、マジックの精度をさらに上げるためのアドバイスなどもあがっていた。
コップをひっくり返す動作と「=」の同時押しが意外と難しい
iPhoneと紙コップさえあれば、簡単にできてしまう今回のマジック。種明かしを聞くと、「ああ、そういうことか!!」と納得がいくと思うが、初見ではなかなかネタを見破れない人が多いのではないだろうか。
数字を紙コップに投げ入れる際のジェスチャー部分を、それっぽく見えるようにしっかり練習すれば、よりマジックとしてのクオリティーが上がるはずである。
筆者も実際に今回のマジックにチャレンジしてみたところ、コップをひっくり返す動作と同時に、こっそり「=」を押すという作業が意外と難しかった。何度かトライするうちにコツがつかめたが、最初はうっかり「+」や「.」を押してしまい、マジックの一番いいところでミスするという状況に陥ったので、何事も練習あるのみである。
今回のマジックは手軽にできて、周囲をあっと驚かせられること間違いなしなので、皆さんもぜひ忘年会や新年会などで披露してみてはいかがだろうか。
※サムネイル画像(Image:「マジシャンVEVE(@magician_veve)」さん提供)