iPhoneを使って写真や動画を撮っていると、あっという間に容量が不足してしまい困ったという経験があるはずだ。iPhoneの容量が限界を迎えた場合、Appleが提供するクラウドサービスの「iCloud」へと誘導されるのだが、課金制なのでストレージ代がかかってしまう。無料で大量の写真や動画を保存したい場合、何かいい方法はないのだろうか。
ツイッター投稿された、あとぺ@iPhoneおトク情報@atope_bnplさんの「知らなきゃ損です。iPhoneの「共有アルバム」は無料で写真・動画を100万枚まで保存できる。仕方なくiCloudに課金してはダメ。子どもの写真が増えて容量いっぱいになってしまったけど、全て保存できた。写真アプリからすぐ使えるし、Appleユーザーや友だちとの共有もカンタン。詳しい設定のやり方は…」というツイートには、4.3万件を超える「いいね」がついており、ツイッター上で大きな話題となっている。
今回は、こちらのツイートに関する詳細と、リプライ欄に寄せられたさまざまな意見をご紹介します。
「共有アルバム」の作成方法は?
さっそく「共有アルバム」の作成方法について詳しく見ていこう。
まずは、「共有アルバム」に保存したい写真や動画を、長押しで複数選択する。次に、画面左下の四角に上矢印のマークがついたアイコンをタップ。
ここから「共有アルバムに追加」を選び、好きなアルバム名を入力し、「次へ」を押す。宛先欄に、共有したい相手、もしくは自分のメールアドレスを入力後、右上の「作成」をクリック。「コメント(オプション)」の項目を自由に記入し、「投稿」ボタンを押せば「共有アルバム」の作成は完了だ。
投稿者のあとぺ@iPhoneおトク情報さんは、「共有アルバム」のメリットとデメリットについて、先ほどのツイートに追記する形で以下のように述べている。
■メリット
・1つのアルバムに5000個まで保存
・アルバムは200個まで
・自分専用のアルバムもOK
■デメリット
・サイズが縮小され画質が落ちる
・15分以上の動画は保存できない (分割すればOK)
・Androidと共有できない
すでにiCloudに課金した人も多数……
このツイートを見たツイッターユーザーたちからは、「そんなに保存できるんですか!? 写真、次から次と溜まってくので困っていました! ありがとうございます」と、有益な情報の提供に感謝を伝える声や、「他のツールを使わなくてもカンタンに共有できるのもいいですね」と、共有アルバムの使い勝手のよさを絶賛する声など、さまざまなコメントがリプライ欄には寄せられている。
一部のコメントには、「iCloudに課金しちゃいました。まだしていない人はこのツイート参考にしてほしいです」「これ完全にスルーしてiCloud課金してました。年末の大掃除がてら整理します」など、すでにiCloudに課金済みだと嘆く声も上がっていた。
無料で100万枚まで保存できる!
iPhoneで撮影した写真や動画を、無料で100万枚まで保存できる「共有アルバム」。クリスマスやお正月のイベント盛りだくさんな季節で、いつも以上に写真を多く撮ったという人が多いはずだ。
すでに空き容量に困っているという方や、近々、iPhone内の写真や動画を整理したいと考えている方は、iCloudに課金する前に「共有アルバム」の作成を試してみてほしい。
筆者はすでに、他社のクラウドストレージサービスを利用中だが、試しに作成してみたところ、「共有アルバム」の方が使い勝手がよさそうに感じた。
今回の情報を提供してくれた投稿者のあとぺさんは、「iPhoneろぐ.com」というサイトを運営している。「iPhoneろぐ.com」では、iPhoneにオススメの格安SIMの紹介や、各種クレジットカードのメリット・デメリットについて、コンテンツ内で詳しく解説しているので、気になる方はこちらも合わせてチェックしてみてはいかがだろうか。
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※サムネイル画像(Image:「あとぺ@iPhoneおトク情報(@atope_bnpl)」さん提供)※画像は一部編集部で加工しています