OSのアップデートにともない、Apple Watchにさまざまな新機能が登場している。iPhoneの大型アップデートは定期的に話題となるが、最新のWatchOS 9に更新したApple Watchでは、一体どのようなことができるようになったのだろうか。
今日は、Apple Watchの便利機能を日々紹介しているインスタグラマー・すぐる@アップルウォッチ活用術@suguru.toolさんの投稿『Apple Watchの新機能12選』について、皆さんにご紹介しようと思う。
すぐる@アップルウォッチ活用術さんは、先日Instagramへ、WatchOS 9で新たに追加された新機能をまとめた画像を投稿した。
こちらの投稿には多くの「いいね!」が付いており、インスタ上で話題となっている。それではさっそく、この投稿について詳しく解説します。
Apple Watchの新機能を紹介!
まず、1つ目の新機能は文字盤が増えたことだ。今回のアップデートによって、メトロポリタン・プレイタイム・ルナー・アストロミーの四種類のお洒落な文字盤が新たに追加されている。
続いては、ワークアウトの充実と、コンパスの足取り機能が加わったことだ。ワークアウトでは、計測データがより詳細になり、高度や接地時間、歩幅、パワー、心拍範囲などを測れるようになったらしい。
また、足取りも記録することができるようになったため、万が一、遭難した際などでも、開始地点に戻れるという迷子知らずなすごい機能が加わった。
4つ目は、服薬に関する新機能である。服薬スケジュールと1日の記録を表示し、リマインダーでお知らせしてくれる機能が追加されたのだ。よくうっかり薬を飲み忘れるという方にはかなり役立つだろう。
5つ目は低電力モードだ。以前の省電力モードはただの時計だったが、今回はコアな機能は残し、消費電力を抑えてくれるようになったとのこと。
6つ目は、お待ちかねのミラーリング機能で、iPhoneからApple Watchをようやくコントロールできるようになった。ただし、この機能を利用できるのは、Apple Watch Series6以降が対象なので注意しよう。
そして、7つ目の新機能は、操作中の通知が小さめのバナー表示になったことだ。ユーザーとしては、今までよりも見やすくなったので、このアップデートには大満足である。
カレンダーやリマインダーもApple Watchから編集可能に!
8つ目は、キーボードが日本語対応し、フリック入力が可能になったことだ。投稿者のすぐる@アップルウォッチ活用術さんは、この機能が一番嬉しかったとインスタ内で述べている。
上記のキーボード機能のアップデートに加え、Apple Watchからリマインダーとカレンダーの編集もできるようになった。キーボードが使いやすくなったことで、より文字入力がシームレスになったため、活用の頻度も高まりそうである。
続いて、いざという時に活躍しそうなのが、心房細動の兆候を取得できるようになった機能だ。心房細動とは、不規則かつ速い心拍を特徴とする心臓の病気なのだが、俗にいう不整脈のようなものである。心房細動が原因で脳梗塞などにつながる可能性もあるので、やはり早期発見が望ましいのだが、ついにApple Watchでそうした病気も未然に防ぐことができるようになったのだ。これはすごい進化なのではないだろうか。
ラストは、おなじみの睡眠記録に細かい計測機能が追加されたことだ。睡眠の深さを示す「睡眠ステージ」が計測できるようになったので、眠りの質を可視化することが可能になったのである。
睡眠ステージを知るのはおもしろい
今回の新機能をすべて試してみた筆者の感想としては、ラストにご紹介した寝ている間に自分の眠りの質を調べることができる「睡眠ステージ」を知る機能が、中でもかなりおもしろいと感じた。
この機能を利用すると、レム睡眠・コア睡眠・深い睡眠を、何時から何時まで行っているかがしっかりとわかる。いくら寝ても眠かったり、夜中に急に目が覚めるなど、普段から睡眠の質が悪いと感じている方は、まずはこの機能を使って自身の眠りの質を把握するところからスタートしてみるとよいかもしれない。
ただし、この機能を楽しむには、Apple Watchを装着したまま寝なければいけないので、デメリットとして翌日のバッテリーが少なくなってしまうことがあげられる。充電のタイミングを完全に逃すので、通勤や通学で日中は基本Apple Watchを身に着けていたいという人には不向きかもしれない。
さまざまな新機能が追加されたwatchOS 9。Apple Watchをお持ちの方は、ぜひ気になる機能を試してみてはいかがだろうか。
※サムネイル画像(Image:「すぐる@アップルウォッチ活用術【no warUA RU】(@suguru.tool)」さん提供)