腕時計型のウェアラブル端末、スマートウォッチ。その代表ともいえるのが「Apple Watch」である。読者の皆さんの中には、もうすでに使っているという方も多いかもしれないが、これからApple Watchを買いたいという場合は、どのモデルを選べばいいか迷っている方もいらっしゃるはずだ。
今日は、Apple Watchの便利機能を日々紹介しているインスタグラマー・すぐる@アップルウォッチ活用術@suguru.toolさんの投稿『Apple Watch セルラーモデルとGPSモデルの違い』について、皆さんにご紹介しようと思う。
すぐる@アップルウォッチ活用術さんは、先日Instagramへ、Apple WatchのセルラーモデルとGPSモデルの違いをまとめた画像を投稿した。
こちらの投稿には、560 件を超える「いいね!」が付いており、インスタ上で話題となっている。それではさっそく、この投稿について詳しく解説します。
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セルラーモデルとGPSモデルの違いは?
まず、すぐにわかる見た目の違いとして、セルラーモデルは本体右横のデジタルクラウンと呼ばれるダイヤル式のボタンが赤色になっており、一方のGPSモデルは黒色となっている。
そして、次が一番大きな違いなのだが、セルラーモデルは単独でのモバイルデータ通信ができるのに対し、GPSモデルはiPhoneが手元になければ通信できない。そのため、購入時の段階から、セルラーモデルの方が端末価格が割高となっている。
iPhoneが手元にない場合でも、セルラーモデルであればストリーミング音楽再生や、交通系ICカードのチャージ、また、基本の電話やメッセージのやり取り、天気予報の確認などを行うことができる。その代わり、セルラーモデルの場合は、月額費用がiPhoneの通信費にプラスして別途かかるので覚えておこう。
GPSモデルとセルラーモデルとでは、ケースの素材にも差別化がされている。GPSモデルはアルミ素材のみなのに対し、セルラーモデルはステンレスやチタニウム素材などもあるので、実際に手に取ってみると高級感を味わうことができるはずだ。
ふたつのモデルのメリットとデメリット!
筆者は現在、GPSモデルを使っているが、セルラーモデルであれば腕時計一つで出かけることが可能となる。どちらが良いかは本人の使い道次第だが、筆者の周囲では、外出時になるべく荷物を減らして出かけたいという男性ユーザーに、セルラーモデルを利用している人が多いイメージだ。
では、セルラーモデルの月額費用はいくらぐらいなのだろうか。Apple Watchのセルラーモデルは大手キャリアでないと契約できないため、費用が気になるという方もいらっしゃるはずだ。
現時点でのApple Watchの通信費は、ドコモ・ahamo・楽天モバイルの3社では月額550円、auとソフトバンクでは月額385円となっている。
こうしてみると、想像よりも月額の通信費は安かったのではないだろうか。メインはiPhoneなので、あくまでApple Watchはサブ端末という扱いなのだろう。通信費がワンコイン前後であるなら、これから購入をお考えの方はセルラーモデルの利用を視野に入れるのもアリかもしれない。
コストを取るか、便利さを取るか!
端末代の差に関しては先ほども少し書いたが、仮にApple Watch8を購入したい場合、セルラーモデルの方がGPSモデルよりも15,000円高い。セルラーモデルを買う場合は、初期費用がGPSモデルよりもかかってしまうので注意しよう。
全体的なコストで言えば、GPSモデルが圧倒的に安く済むのは明確だ。しかし、出先でiPhoneの充電が切れたとしても、セルラーモデルであれば単独通信ができるため、途方に暮れて立ち尽くすというような事態を避けられるのは大きなメリットのひとつである。
今のところ、筆者はGPSモデルで困った経験はないので、iPhoneを常に持ち歩く人は、こちらのモデルで十分かもしれない。ただし、後からGPSモデルをセルラーモデルに変更することはできないので、買う際にどちらがより自分のライフスタイルに合っているかをしっかり把握しておくのがオススメだ。
今回の情報が皆さんにとって、少しでも購入時の参考になれば幸いである。
※サムネイル画像(Image:「すぐる@アップルウォッチ活用術【no warUA RU】(@suguru.tool)」さん提供)