これからApple Watchを購入しようと考えている場合、なるべく安い端末を選びたいという方も多いはずだ。Apple Watchシリーズの中で比較すると、買いやすい値段設定なのがApple Watch SEである。現在、Apple公式ではApple Watch SEの第2世代が販売中だが、過去に発売されたApple Watch SE第1世代との違いは、一体なんなのだろうか。
今日は、Apple Watchの便利機能を日々紹介しているインスタグラマー・すぐる@アップルウォッチ活用術@suguru.toolさんの投稿『Apple Watch SE第1世代と第2世代の違い』について、皆さんにご紹介しようと思う。
すぐる@アップルウォッチ活用術さんは、先日Instagramへ、Apple Watch SEの第1世代と第2世代の違いをまとめた画像を投稿した。
こちらの投稿には、300件を超える「いいね!」が付いており、インスタ上で話題となっている。それではさっそく、この投稿について詳しく解説していこう。
Apple Watch SE 第1世代と第2世代の違いとは?
Apple Watch SEの第1世代は、2020年9月に発売がスタートしたモデルで、現在も楽天などで購入することができる。一方、第2世代は2022年の9月に発売された最新モデルなので、まだ公式のApple Storeで取り扱っている端末だ。
両モデルの決定的な違いとしては、内蔵されたチップの処理速度が第2世代のSEの方が圧倒的に早いことがあげられる。第1世代は2年以上前のモデルなので、当たり前と言えば当たり前だが、チップの性能は見た目ではわからないので気が付かない人も多そうだ。
続いてカラーバリエーションについても、第1世代と第2世代で若干異なっている。第1世代は、シルバー・ゴールド・スペースグレイの3色であるのに対し、第2世代はシルバー・スターライト・ミッドナイトと、少しお洒落なネーミングの3色になった。シルバーに関しては、男女問わず人気のカラーだったためか、ラインナップから外されなかったようである。
大きな違いは、衝突検知機能の有無
そして、第1世代と第2世代では、重さにも少し差があるようだ。見た目の大きさは変わらないが、第1世代は40mmが30.4g、44mmが36.2gとなっており、第2世代は40mmが26.4g、44mmが32.9gと少し軽くなっている。微々たる差ではあるのだが、腕に着けると違いがわかる人は多いかもしれない。
第1世代からの大きな進化として、第2世代には「衝突検知」の機能が搭載された。衝突検知機能とは、衝突事故にあった際に自動で救急通報サービスに知らせてくれる便利機能である。転倒検出機能は、第1世代と第2世代の両方に搭載されているが、衝突検知機能は第2世代のみなので、万が一の際に、備えたい場合は最新の方を購入しよう。
最後に気になる値段だが、Apple Watch SEの第1世代は約30,000円、第2世代は約37,000円となっている。第2世代の方が7,000円 高いが、それだけの価値はありそうだ。投稿者のすぐる@アップルウォッチ活用術さんは「僕なら第2世代買います」と述べている。
迷った時は、第2世代を購入するのがオススメ!
Apple Watch SEは、どちらの世代もセルラーモデルとGPSモデルの2種類が販売されている。こうして見ると、値段以外の大きな違いは、処理速度と衝突検知機能の有無ぐらいではないだろうか。
衝突検知機能の追加だけであれば、7,000円の価値があるかと言われると、正直微妙なところだ。しかし、購入時に最新のデバイスを選んでおけば、過去に発売されたシリーズよりも、サポート期間が長いというメリットがある。そういう意味では、筆者もどちらを買うか迷った際は、間違いなく第2世代を選ぶだろう。
カラバリに差があるので、どうしてもゴールドじゃなきゃ嫌だという場合以外は、第2世代にしておけば間違いないはずだ。
今回の記事がこれからApple Watchを購入したいと考えている方に、少しでも参考になれば幸いである。
※サムネイル画像(Image:「すぐる@アップルウォッチ活用術(@suguru.tool)」さん提供)