先日、いよいよ日本でも導入がスタートした、Twitterのサブスクリプション「Twitter Blue」。Twitter Blueに加入すると、さまざまなプレミアム機能にアクセスすることが可能となるため、この記事を読んでいる読者の皆さんの中にも、入会を検討中の方がいらっしゃるのではないだろうか。
2023年1月12日に投稿された、山口慶明🇺🇸で何とか生きてる@girlmeetsNGさんの「Twitter Blueが日本でもスタートということなので改めて注意勧告。Twitter Blueには「Twitterアプリのアイコンカラーを変更できる」という謎機能がありますが、緑にするとスゴくややこしいのでやめた方がいいです。」というツイートには、緑色に変更されたツイッターアイコンの写真が添えられていた。この投稿には、1300件を超える「いいね」がついており、ツイッター上で大きな話題となっている。
今回は、こちらのツイートに関する詳細と、リプライ欄に寄せられたさまざまな意見をご紹介します。
緑色のツイッターアイコンは、たしかにややこしい!
ツイートの画像には、iPhoneの初期アプリである「電話」と「メッセージ」、そしてカラーを緑色に変更した「ツイッター」と、おなじみ「LINE」のアイコンが4つ横に並んでいる。「電話」「メッセージ」「LINE」のアプリアイコンは、最初から緑色だったわけだが、そこに「ツイッター」のアイコンまで緑色にすると、たしかに、非常にややこしい。PANTONE的には異なるカラーなのだが、よく使うアイコンに緑色ばかりが並ぶと、起動時のタップミスが発生しそうである。
このツイートを見たツイッターユーザーたちからは、「寝ぼけてる時は間違えそうな配色ですね」といった意見や、「これは紛らわしい」といった感想など、さまざまなコメントがリプライ欄には寄せられていた。
やはり、ツイッターのカラーはブルーというイメージが強いので、長年、使っている方にとっては、なんとも言えない違和感があるのではないだろうか。
メッセージアプリのアイコンは緑色が多い?
しかし、こうしてあらためて並べて見てみると、「電話」と「メッセージ」に関しては、Appleが最初からアイコンの色を統一していたのがわかるのだが、後発の「LINE」は開発元がAppleでないにもかかわわらず、「メッセージ」アプリのアイコンに意図的にデザインを似せている。
気になったので調べてみたところ、「LINE」だけでなく、「WhatsApp」や「WeChat」などのメッセージアプリも、アイコンのカラーが緑色に統一されていた。メッセージアプリのアイコンは、基本、緑色にしなければならない決まりでもあるのだろうか。
緑色は、その色が持つ魅力として、癒しやリラックスなどの心理的効果があるとされている。植物の緑もそうだが、他の色とも調和しやすく、また見る人にとって強い印象を与えない色なのだそうだ。もしかすると、さまざまなメッセージアプリのアイコンが緑色を取り入れているのは、コミュニケーションに安心感を与える狙いがあるのかも知れない。
アイコンのカラーを変更する方法!
Twitter のアイコンカラーを変更する方法は、「Twitter Blue」を開き、「その他」から「アプリアイコン」をタップする。すると、アイコンのカラーとして、ブルー・ピンク・青・濃いピンク・緑・オレンジ・黒・マーブルの計8色が表示されるので、変更したい色にチェックを入れれば完了だ。
現時点では、色そのものをカスタマイズすることはできないので、8色の中からしか選べないが、今後アップデートで新色が追加される可能性もなくはない。とはいえ、iPhoneの「ショートカット」アプリを使えば、アイコンそのものを簡単に変更できるので、そこまで開発側はこの機能に重きを置いてはいなさそうである。
Twitter Blueの謎機能「アプリアイコンのカラー変更」。もしも、もうすでにTwitter Blueに加入したという方がいれば、一度、試してみてはいかがだろうか。
※サムネイル画像(Image:「山口慶明🇺🇸で何とか生きてる(@girlmeetsNG)」さん提供)