ありとあらゆる日用品が、非常に安価な価格で販売されている100円ショップ。家の中を見渡してみると、意外と100円ショップの商品に囲まれていることに気付く。ゴミ袋や文房具などのちょっとした消耗品から、普段使いの食器類なんかも手軽に買えてしまうので、筆者はもはや100円ショップがなければ生活が成り立たない状態だ。
2023年1月15日に投稿された、Ramune-pc@次のミライへ@Ramunepcさんの「百均、ついにSDカードまで出てきたのか…」というツイートには、100円ショップの棚に並ぶ32GBのSDカードのパッケージ写真が添えられていた。この投稿には、9700件を超える「いいね」がついており、ツイッター上で大きな話題となっている。
今回は、こちらのツイートに関する詳細と、リプライ欄に寄せられたさまざまな意見をご紹介します。
100円ショップに32GBのSDカードが登場!!
ツイートで紹介されたSDカードは、どうやら大手100円ショップの「ダイソー」で販売されているようだ。値段は500円(税込550円)なので、厳密に言えば100円ではないのだが、32GBのSDカードがこの価格で買えるというのは、かなりの衝撃なのではないだろうか。
今から16年前の2007年に、ワンコインで購入できたSDカードは、たったの128MBである。筆者が新卒として社会に放り出された2012年には、早くも32GBが1500円ほどに値下がりしていたが、それでも550円で買える時代が来るとは思ってもいなかった。
なお、今回のツイートで話題となったダイソーの商品は、マイクロSDカードとSDカードの変換アダプターがセットになっているという、なかなかの神商品である。
iPhoneユーザーの方はあまりピンと来ないかもしれないが、Androidスマホをお使いの方であれば、端末に保存したマイクロSDカード内のデータをパソコンに移動させる際などに、この変換アダプターが大活躍すること間違いなしだ。
32GBで550円、安い?高い?
このツイートを見たツイッターユーザーたちからは、「信頼性はどうなのだろうか。。。」「決して買ってはいけない品物という雰囲気を感じる」と、あまりの安さにデータが飛ぶのではないかと不安視する声や、「ゲオで32GBが600円で売っていましたよw」と、メディアショップGEOの安さも負けてはいないといった声など、さまざまなコメントがリプライ欄には寄せられていた。
コメントの中には「550円…たかない?w」「500円するなら、家電店行った方が…」といった意見もあがっており、32GBのSDカードであれば、もはや500円以下で買える店舗も出てきているようだ。筆者が知らない間に、時代は進んでいたようである。
気になったのでネット上で32GBのSDカードの最安値を検索してみたところ、税込330円(※2023年1月17日時点)というトンデモ価格が飛び出してきた。もちろん有名メーカー品ではないが、安さでいえば32GBのSDカードは330円が底値のようである。
ダイソー商品は意外と信頼できる?
大手100円ショップのダイソーにて、税込550円で販売されている32GBのSDカード。もしも店舗で見つけたら、いざという時の予備として買っておくのもよいかもしれない。
ただし、SDカードなどのフラッシュメモリーは、大事なデータを保存するものなので、安ければ安いほどよいというものでもないのが難しいところだ。デジタル系の商品は、洗面器やブックスタンドなんかとはワケが違う。コメントにもあった通り、信頼性という観点で見れば、有名メーカー品と比べると確実に劣るので、万が一のリスクを取りたくない方は購入しない方がよい。
とはいえ、ダイソーで販売されている商品は、一定の基準はクリアしているはずだと思うので、ハズレを引く可能性はかなり低いのではないかと筆者は睨んでいる。ネットで謎メーカーの激安SDカードを購入するぐらいであれば、ダイソー商品の方がはるかにオススメだ。
ダイソーの大型店であれば、今回のSDカードを置いている店舗も多いと思うので、気になる方はぜひ一度、店頭で商品を探してみてはいかがだろうか。
※サムネイル画像(Image:「Ramune-pc@次のミライへ(@Ramunepc)」さん提供)