2023年1月11日より、日本でもツイッターのサブスクサービス「Twitter Blue」がスタートした。Twitter Blueに加入すると、よりクリエイティブなコンテンツ制作ができるなど、ツイッター社はこのサービスについて、さまざまなメリットを打ち出している。しかし、実際に入った人からは、思いがけない驚きの報告も寄せられているらしい。
2023年1月14日に投稿された、かふお@yorunokafukaさんの「TwitterBlueに加入したことによって凍結した人が多数出てる模様。しかも凍結した場合クレカ止めない限り課金状態は継続されるという地獄。優先表示でヘイトを買うわメリットが少ないどころの話ではなくデメリットの方が大きい。解約してもサービス受けられるのでとりあえず解約しとくのがいいかも」というツイートには、1400件を超える「いいね」がついており、ツイッター上で大きな話題となっている。
今回は、こちらのツイートに関する詳細と、リプライ欄に寄せられたさまざまな意見をご紹介します。
スマホアプリから解約はできない!
Twitter Blueの審査に通ると、認証バッジがユーザーネームの横に表示されるのだが、もしも、審査に通らなかった場合には、即アカウントが凍結されてしまうのだろうか。
ツイッター上では、複数のサブアカウントを運用している人や、センシティブな画像を何度も投稿しているユーザーがTwitter Blueに申し込むと、アカウントが凍結になるらしいとのうわさや、実際に会社の同僚がTwitter Blueに申請したところ、アカウントが凍結されたといった内容の書き込みが多数、寄せられていた。
まだスタートしたばかりのサービスなので、詳しいことはわからないが、ツイートにもある通り、クレジットカードをストップしなければ、アカウント凍結後もしれっと課金され続けるというのは、なんとも面倒な話である。
冒頭のツイートに追記する形で、投稿者のかふおさんは以下のように述べた。
「なお(Twitter Blueの)解約はiPhoneのTwitterアプリからはできませんでした。web版もしくはPCからしかできないみたい」
一度、申請を行うと、その月の解約はできない!
このツイートを見たツイッターユーザーからは、「現在、Twitter Blue 審査中です。審査中に解約しても凍結トリガーに引っかからないですかね? 今一番恐れてるのは、凍結。」といったコメントも寄せられており、これに対して投稿者のかふおさんは、「自分は審査中に解約しましたが審査は継続され丸4日かかってようやく認証マークが付きました。解約しても課金した月のサービスは継続されるので審査もそのまま行われるようです。凍結した人の傾向を見ると、センシティブな内容の投稿が多い、又は情報商材系、などが多いようです。」との返信をしている。
どうやら、一度Twitter Blueへ申し込みを行ってしまうと、審査通過前でもその月の解約はできないスタイルのようだ。無事に審査に通過した、かふおさんのユーザーネームの隣には、しっかりとブルーの認証バッジが輝いている。しかし、長年ツイッターを使っているという方にとっては、Twitter Blueの審査を申請することで、凍結かバッジかの大きな賭けに出なければならないため、リスクを背負ってまでやる価値があるか、というと微妙なところかもしれない。
不安な方はもう少し様子を見よう!
自分のツイートがセンシティブな内容だったかどうかに関しては、AIが勝手に判断している場合がほとんどなので、正直、それが原因でアカウントが凍結になるのであれば、Twitter Blueの申請自体がロシアンルーレットみたいなものである。今後、アップデートでなんらかの改善は行われると思うが、お金も絡むサービスなので、不安な人はもう少し様子を見てから加入するのがオススメだ。
ツイッター社が提供する有料のサブスクリプション、「Twitter Blue」に潜む思わぬ罠。無事に申請が通った方は、楽しく利用できているようだが、これから新たにサービスへの加入をお考えの方は、すべての情報が出そろうまで待っていた方がよさそうである。