外出先などで、iPhoneのバッテリー持ちをなるべく長くしたい時に便利な「低電力モード」。読者の皆さんも、ご自身のiPhoneで何度か設定したことがあるのではないだろうか。低電力モードでは、充電の減りを最小限に抑えることが出来るため、バッテリーに余裕がある場合でも、普段からあえてこの設定にしているという方も多いかもしれない。
今日は、日常で大活躍するiPhone術を日々紹介しているインスタグラマー・あつゆう ショップ店員のiPhone活用術@yuki_sumahoさんの投稿『意外と知らない!iPhoneの低電力モードのデメリット』について、皆さんにご紹介します。
あつゆう ショップ店員のiPhone活用術さんは、先日Instagramへ下記の文章とともに、iPhoneの低電力モードにはどのようなデメリットがあるのかを解説した画像を投稿した。
「iPhoneや携帯プランを発信しているあつゆうです!今日はiPhoneの低電力モードのデメリットについて解説します!」
こちらの投稿には、多くの「いいね!」が付いており、インスタ上で話題となっている。それではさっそく、この投稿について詳しく解説していこう。
低電力モードの知られざるデメリットとは?
バッテリーを長持ちさせるという意味では、今までメリットのみしか語られてこなかった「低電力モード」だが、実際に設定してみると6つのデメリットがあるらしい。
まず、デメリットの1つ目は、CPU速度が40%以下に低下するということだ。CPUの処理速度が低下するということは、スマホでゲームなどする場合に画面がカクカクしたり、読み込み速度が遅くなったりしてしまう。iPhone本来の力が発揮されないので、これはかなり大きなデメリットなのではないだろうか。
続いて2つ目は、メールの取得が遅くなることだ。もう少し具体的に説明すると、メールを取得する頻度が通常よりも少なくなり、iPhone本体への通知が来るまでに若干時間がかかるようになるらしい。投稿者のあつゆう ショップ店員のiPhone活用術さんは、これついてSNSを頻繁に使う人は注意してほしいと述べている。
そして3つ目は、ご存じの方も多いと思うが、画面の明るさが制限されるということだ。明るさが通常よりも暗くなるため、視覚的に画面が見にくいと感じる人も多いかもしれない。
低電力モードだと、Siriの機嫌が悪くなる?
4つ目のデメリットは、バックグラウンド更新がオフになることだ。通常、iPhoneではアプリを開いていなくても、アップデートが行われる自動更新の仕様が入っているのだが、こちらも低電力モードだとオフになるので覚えておこう。
5つ目は、画面の自動ロックの秒数が30秒に固定されることだ。画面の自動ロックは、任意で時間を選べるのだが、低電力モードの場合は強制的に30秒でロックされるようになる。これに加えて、スリープ解除時のエフェクトにも制限が入るそうだ。
ラストの6つ目は、Siriの機嫌が悪くなるということだ。どういうことかというと、「Hey Siri」と話しかけても反応してくれなくなるそうである。筆者のSiriは、呼んでもいないタイミングで、勝手に会話に参加することが多いのだが、低電力モードだとそういったことも一切なくなるらしい。ちなみに、低電力モードの時にSiriを使いたい場合は、電源ボタンを長押しすれば、通常通り反応してくれるそうだ。
デメリットも理解した上で設定しよう!
低電力モードに設定することで発生する、6つのデメリット。読者の皆さんは、6つすべてご存じだっただろうか。
多少のデメリットはあるものの、出先でなるべく充電を持たせるためであれば、背に腹は代えられないという方もいらっしゃると思うので、今回の情報を参考にした上で、皆さんのライフスタイルに合わせて、上手に使い分けて欲しい。
この投稿を読んだインスタユーザーからは、「たしかに低電力モードにしているときSMSの受信速度遅いです!!理由わかってよかったです」との声もコメント欄に寄せられている。
低電力モードにすることのメリットは知っていても、デメリットまでは知らなかったという方が意外と多いはずなので、この機会にiPhoneの豆知識として覚えておけば、いざという時に何かの役に立つかもしれない。
※サムネイル画像(Image:「あつゆう ショップ店員のiPhone活用術(@yuki_sumaho)」さん提供)