人は誰しも、さまざまな一面を持っている。ストレスの多い現代社会を生き抜くためには、仕事とプライベートでオンオフを切り替えている人がほとんどではないだろうか。中にはまったく裏表がない人というのも存在するかもしれないが、時には自分自身をうまく使いわけることも必要である。
2023年2月8日に投稿された、K@SPMK35さんの「Twitterが頻繁に仕様変更してますがリアルな知り合いにアカばれしたくない方が全てオフにされてる「プライバシーと連絡先」の設定がオンにされてしまっているケースがあるようです 念の為に確認しておいた方が良さそうですね 設定→設定とプライバシー→プライバシーと安全→見つけやすさと連絡先」というツイートには、多くの「いいね」がついており、ツイッター上で話題となっている。
今回は、こちらのツイートに関する詳細と、リプライ欄に寄せられたさまざまな意見をご紹介します。
あなたのアカウント、バレているかも!?
ツイッターを含む各種SNSに興じていると、自分のアカウントをリアルな知り合いにバレたくないという方は一定数いらっしゃるはずだ。
何か特別やましいことがあるわけではなくても、個人的な趣味や日常のちょっとした愚痴なんかは、顔の見えないネット上の知り合いに共有した方が、精神的に楽だという方も多いはずである。
しかし、ここ最近、ツイッターが頻繁に仕様変更を行っているため、いつの間にかオフにしておいた各種プライバシー設定が、勝手にオンになっている場合もあるそうだ。
ツイッターの全ユーザーに該当するバグではなさそうだが、リアルな知り合いにバレたくないアカウントをお持ちの方は、これからご紹介するツイッターの設定を今一度チェックしてみてほしい。
気になる設定のチェック方法は?
リアルな知り合いにアカウントをバレたくない場合は、まずツイッターの「設定とサポート」から、「設定とプライバシー」を選択する。次に「プライバシーと安全」の項目をタップし、「見つけやすさと連絡先」から、「メールアドレスの照合と通知を許可する」「電話番号の照合と通知を許可する」「アドレス帳の連絡先を同期」の3項目をすべてオフにしよう。
「メールアドレスの照合と通知を許可する」「電話番号の照合と通知を許可する」は、どういったものかと言うと、あなたの連絡先を知っている人が、電話番号やメールアドレスを使って、ツイッター上でアカウントを検索できるという機能だ。正直、これにチェックが付いていると、身バレ必須と言っても過言ではない。
アカウントに鍵をかけず、ご紹介した3項目をオンにしたまま呟くと、リアルな友人・知人に簡単に見つかってしまうので注意が必要だ。というか、もうすでにあなたのアカウントは、知り合いにこっそりチェックされているかもしれない……。
先回りして、知人をブロックするのも一つの手
趣味に関しては、リアルな知人と重なることは稀なので、あえて自分のアカウントを隠したくなる気持ちはよくわかる。
筆者は普段、趣味でヤモリを飼育しているので、もしも今後ツイッターアカウントを取得した場合は、爬虫類飼育者たちとのつながりを持ちたい。しかし、そうなると、RTでヘビやトカゲの画像が飛び交う、パンチのきいたタイムラインになってしまうことは確実なので、リアルな友人・知人には自分をフォローしないでもらった方が双方にとって平和である。
投稿者のKさんは、ツイッターアカウントの身バレを防ぐには、「先回りして知人をブロックしておくのも一つの手」と、オトナライフの取材に対して語ってくれた。たしかに、友人・知人にアカウントを知られるのは構わないが、家族には知られたくないという方も中には多いかもしれない。その場合は、先手を打って対象者だけをブロックしてしまおう。
ツイッターのアカウントをリアルな知り合いにバレたくない人は、ぜひ、チェックしておいてほしい今回の設定。読者の皆さんの中にも、この投稿を見て、ヒヤリとした人がいらっしゃるのではないだろうか。
※サムネイル画像(Image:「K(@SPMK35)」さん提供)