警戒を要する人物、つまり「要注意人物」をリスト化したものを、ちまたでは「ブラックリスト」と呼ぶ。できれば、そのような名簿とは無縁の生活を送りたいものだが、「携帯のブラックリスト」に関しては、あなたも知らないうちに名前が記載されてしまっているかもしれない。
今日は、1分でわかる日常で大活躍なiPhone術を日々紹介しているインスタグラマー・あつゆう ショップ店員のiPhone活用術@yuki_sumahoさんの投稿『知らないと危険かも…携帯のブラックリストに載る条件』について、皆さんにご紹介しようと思う。
あつゆう ショップ店員のiPhone活用術さんは先日、下記の文章とともに、携帯のブラックリストに名前が載る条件を紹介した画像をInstagramへ投稿した。
「iPhoneや携帯プランを発信しているあつゆうです!今日は昨日の続きでスマホのブラックリストに乗る条件について解説します!※投稿は分かりやすさ重視で一部簡略化して表現している事をご了承下さい」
こちらの投稿には、多くの「いいね!」が付いており、インスタ上で話題となっている。それではさっそく、この投稿について詳しく解説します。
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携帯のブラックリストに載る条件
「携帯のブラックリスト」に名前が載ってしまうと、一体どのようなことが起こるのだろうか。投稿者のあつゆう ショップ店員のiPhone活用術さんによれば、このリストに登録されると、スマホの分割購入やプランの契約などが、一定期間できなくなるらしい。
リストに載る条件は、大きくわけて3種類あるそうだ。
まず、1つ目は「携帯料金の滞納」である。当たり前の話だが、現時点で利用している携帯代や機種代が未払いだと、新しく契約をすることはできない。しかし、この場合は滞納している未払い分を払えば、すぐにブラックリストからは外れるのだそう。
次に2つ目は、「信用情報機関NG」の時だ。過去にクレカやローンなどで滞納がある場合、契約ができないことがあるという。スマホの契約も信用取引なので、これもまあ仕方ない話だ。解決策としては、信用情報が回復するまで待つしかないとのこと。
短期解約は、細かい情報が非公開!!
そして、問題は3つ目のリストに載る条件「短期契約」だ。短期間に乗換えや解約をすると、次の契約ができなくなる可能性があるらしい。あくまで「可能性」の話であり、これも一定期間が経てば、自動でリストから外れるそうだが、条件や期間の細かい情報などは一切非公開なのが厄介なところだ。
また、短期で解約を行う場合の、「短期」とはどのぐらいなのかも正式には発表されておらず、ショップ店員にすら知らされていないという。普通に使っている分はまったく問題ないようだが、転売目的で何度も短期でNMPをしている方はブラックリストに載ってしまうので注意が必要だ。
投稿者のあつゆう ショップ店員のiPhone活用術さんは、同じ携帯会社でもプラン変更で短期解約扱いになる場合があるので、変更の場合は一定期間の間を開けるのがベストだと述べている。
恐らく一発アウトはない
もしかすると、皆さんの中にも「過去に一度、短期で解約しちゃったから、ブラックリストに載っちゃってるかも……」と、不安を感じた方がいらっしゃるかも知れない。しかし、筆者が個人的に調べたところ、どうやら一発でアウトになることはほぼないようだ。
どうしても、短期解約せざるを得ない状況が生じた後、次の契約で泣きの一回は許されるようだが、何度もやるとブラックリストに載るので気を付けよう。
携帯のブラックリストに載る3つの条件「携帯料金の滞納」「信用情報機関NG」「短期解約」を詳しく解説した今回の投稿。万が一、「ブラックリスト」に載ってしまい、携帯の契約ができなくなった場合は、信用情報の確認がないプリペイド式の携帯電話を契約するという奥の手もあるので、最悪の場合に備えて覚えておくといいかもしれない。
※サムネイル画像(Image:「あつゆう ショップ店員のiPhone活用術(@yuki_sumaho)」さん提供)