2022年11月にリリースしてから、ネット上でたびたび話題となっている人工知能ツール「ChatGPT」。「ChatGPT」は、高度な文章作成機能だけでなく、プログラミングやコーディングにも対応している優れものだ。皆さんの中にも、すでに「ChatGPT」のヘビーユーザーだという方はいらっしゃるかも知れない。
2023年2月25日に投稿された、平岡 | 定時で帰るための一人DX推進@hiraoka_dxさんの「ついにやっちまった。ChatGPTと音声で直接喋れる様になった。これで、皿洗い中でもChatGPTに相談できる。。勿論、誰でもできるように、一行もコード書かずに、全部無料でやる方法を模索しました。需要あれば後日解説出します。以降、面倒な電話はこいつに対応してもらうか。。笑」というツイートには、「ChatGPT」がアレクサに接続され、ユーザーと音声会話をしている動画が添えられていた。この投稿には9000件以上の「いいね」がついており、ツイッター上で大きな話題となっている。
今回は、こちらのツイートに関する詳細とリプライ欄に寄せられたさまざまな反応を皆さんにご紹介します。
ついにやっちまった。
ChatGPTと音声で直接喋れる様になった。これで、皿洗い中でもChatGPTに相談できる。。
勿論、誰でもできるように、一行もコード書かずに、全部無料でやる方法を模索しました。需要あれば後日解説出します。
以降、面倒な電話はこいつに対応してもらうか。。笑 pic.twitter.com/N5mG87bQFB
— 平岡 | 定時で帰るための一人DX推進 (@hiraoka_dx) February 25, 2023
「ChatGPT」と音声会話が可能に!?
ツイートの動画は、「アレクサ、GPT先輩を開いて」という掛け声とともに始まる。
すると、すぐに「GPT先輩やけど、どうした?」と、さも当たり前のように音声での応答が返ってきた。
「ChatGPT」は文字でのやり取りを行うツールのはずだが、なんと動画では音声での会話が成立しているのだ。これには驚いた人も多いのではないだろうか。
投稿者の平岡 | 定時で帰るための一人DX推進さんは、GPT先輩に「Twitterってどうやったらバズりますか?」と質問。
これに対して、GPT先輩は「Twitterでバズりたい場合、まずは友達を広げ、フォロワーを増やしながら、訪問者数を増やすために投稿をアップするのが大切です」と、非常に丁寧な回答を提案してくれている。
「ChatGPT」自体が重いので、応答にはやや時間がかかるが、後輩相手にもきちんと敬語を使うあたり、なかなか好感が持てる先輩だ。
ツイッターユーザーたちからは驚きの声が!
このツイートを見たツイッターユーザーたちからは、「うわー会話出来てる。お答えの内容もちゃんとGPT先輩してる!」との驚きの声や、「もう部下も恋人も友達も上司も要らない時代になりそう」と、一周回って怖すぎる未来を想像する声など、さまざまなコメントがリプライ欄には寄せられている。
また、中には「秘書バージョンも需要があるかもしれませんね」といった意見もあった。「GPT先生」や「GPT博士」バージョンなどがあっても、かなり面白いかも知れない。
ツイートによると、コードを1行も書かずに音声対応させたとのことだが、果たしてどのような方法を行ったのだろうか。
気になったので少し調べてみたところ、Alexaにはオリジナルのスキルや応答を作成できる「Alexa Skill Blueprints」というツールがあることが判明した。このツールを使えば、プログラミングの知識がなくても、「ChatGPT」を音声対応させることが可能のようである。これは筆者の予想だが、もしかすると、投稿者の平岡 | 定時で帰るための一人DX推進さんは、このツールを利用して「GPT先輩」というスキルを作ったのかも知れない。
音声対応させる方法の解説動画はYouTubeで公開予定!!
話題の人工知能ツール「ChatGPT」と音声で会話する様子を動画におさめた今回のツイート。文字でのチャットとなると少し面倒だが、気軽に声でのやり取りが出来るとなると、思わず日常のいろいろなことを質問してしまいそうである。
ご自宅で「ChatGPT」を音声対応させる方法の解説動画は、近日中に投稿者の平岡 | 定時で帰るための一人DX推進さんの個人YouTube「定時で帰るための一人DXチャンネル」で公開してくれるそうだ。気になる方は、ぜひ以下のURLから動画をチェックしてみて欲しい。
●定時で帰るための一人DXチャンネルは→こちら
※サムネイル画像(Image:「平岡 | 定時で帰るための一人DX推進(@hiraoka_dx)」さん提供)